クレジットカード生活者がやっておくべき「リスク管理」

毎日の生活の支払いは出来るだけクレジットカードで行うようにしています。コンビニでの数百円の支払いもカードで。しかも、カードは1枚に集中させ、後から支払明細で簡単に管理ができるように意識しています。

ところが、私が普段使っているクレジットカードが、なぜか先週後半からお店で使えなくなりました。

時々、磁気不良でカードが使えなくなることがあるので、カード会社に再発行依頼しようかと思っていた頃、向こうから電話かかってきました。

何と使えなくなっていた理由は磁気不良ではなく、カードの引き落とし口座の残高不足でした。いつもはかなり余裕を持って残高を置いてある銀行ですが、先月から大きな支払いがいくつかあって気が付かないうちに残高が減少。カードの利用金額が大きかったこともあって引き落としができなくなってしまったのです。これは私の完全な不注意ですが、まったく想定してませんでした。

クレジットカードが使えるように復旧させるためには、銀行からのカード会社に振り込みをしなければなりません。しかし、運の悪いことに日本は3連休で銀行振込ができません。ようやく今朝になって振り込みを行い、手続きしてもらうことになりました。恐らく昼頃には使えるようになりそうです。

今回は国内にいたからまだ良かったですが、海外旅行の際にそんな事態に遭遇すると大変です。

メインのクレジットカードが使えなかった間は、2枚持っているバックアップ用のカードを使い、なんとかしのぐことができました。やはりクレジットカードは複数枚保有して、リスク管理することが重要です。アメリカンエクスプレス、VISA、マスターというようにカードの種類も分けておくと更に安心です。

また、カードの引き落とし口座は十分な残高を維持し、あまり大きな引き落としには使わないようにすべきだと反省しました。

皆様もクレジットカード生活の思わぬ落とし穴にご注意ください。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年10月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。