都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
今週末もあいにくの天候ですが、昨日は改革派地方議員仲間の桃野よしふみ区議のタウンミーティングにゲスト参加。
都政報告ということで、私からはこれまでの「小池都政」を振り返ってご紹介させていただきました。
午後は地元に戻り、私が檀家であるお寺「大恩寺」においても、昨年に引き続き都政報告会。そういえば、去年も桃野区議のタウンミーティングと同日だった…。
お寺のお堂にプロジェクターとスクリーンが設置されるという、大変シュールな状況…!(笑)
どちらのイベントも、悪天候にもかかわらず多くの方に足をお運びいただきまして、ありがとうございました(^^)
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小池都知事が昨年7月末に誕生し、小池都政がスタートしてから1年3ヶ月。
私は都民ファーストの会の運営や、都庁における意思決定の「ブラックボックス」的な手法に疑念を持って離れましたが、それでもこの間の小池都政の「功績」には目を見張るものがあります。
例えば、多くの人がもうお忘れだと思いますが、歴代知事の不祥事によって頂点に達した「政治とカネ」への不信感を払拭するため、小池知事は「知事報酬の半減」を公約し、断行しました。
これにより、知事と都議の報酬逆転減少が生じ、これまで遅々として進まなかった議会改革(報酬削減、政務活動費カット、費用弁償の廃止)が一気に進むことになりました。
また、既得権との癒着の象徴として悪名が高かった「政党復活予算」200億円に切り込み、一気に廃止したことも知事の功績です。
参考過去記事:現状維持は衰退である。そして「政官財の癒着」の証明でもあった復活予算要望は、廃止されても何ら問題ない
http://otokitashun.com/blog/daily/13461/
続く予算編成でも、4000を超える都の事業をいったんすべて見直し、終わらせるべき事業は終わらせることで「メリハリ」をつけて、720億円の財源を生み出しました。
以上はほんの一例ですが、こうしたことは、当時はまさに「しがらみがない」知事だったからこそできた改革ですし、その功績はフェアに評価されるべきだと思います。
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小池知事は先に行われた希望の党の両院議員総会にて、謝罪とともに「選挙結果は『都政に集中せよ』という都民の民意だと受け止める。都政に専念したい」という旨の意向を示しました。
こうした真摯な対応と姿勢は評価されるべきだと思いますし、都政に集中して原点にさえ戻っていただければ、小池知事はその能力をまだまだ発揮できる方だと思います。
これまでは厳しいことも申し上げてきましたが、小池知事の任期は残り3年弱あります。都政に専念される知事の意向はしっかりと受けとめて応援し、改革を支えていきたいと考える次第です。
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そしてこうした都政報告会のフルバージョンは、11月4日(土)15時~@早稲田祭にて、90分たっぷりと行わせていただきます。
早大生・学生以外の方でも入場無料・事前申し込み不要でご参加いただけますので、ぜひとも一人でも多くの方に足をお運びいただければ幸いです。
故郷ならぬ、母校に錦を飾る?!11/4(土)15:00~都政報告会 in 早稲田祭【その他、今晩の告知など】
http://otokitashun.com/blog/daily/16343/
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年10月28日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。