サザエさんについてブログに書いたら・・・。
東芝がスポンサー撤退 もう『サザエさん』は打ち切りでいいのではないか 昭和的家族時代劇に終止符を
BLOGOSやアゴラに配信され。アゴラのものはヤフー・ニュースにも載り・・・。賛否両論を呼んでしまった感じだ。いや、批判的な意見が多かったけどな。
J-CASTニュースからコメント依頼があり。
東芝の降板報道の次は「サザエさん」打ち切り望む声噴出! 「おそ松さん」風のリメーク提案も(J-CASTニュース)
コメントしたら、これまたライブドアニュースなどに配信され。拡散し、やや燃えてしまった。スマートニュースにも載った。これまた、賛否というか批判コメントをたくさん頂いた。
この手のものは、もともとのサイトから他のサイトに配信されて、様々な人の目につき燃えるのだよな。もともとの記事に対するコメントよりも、配信された先のものの方が辛辣だったりした。
disりコメントもたくさん頂いたが、だからと言って私の意見は変わるわけでもなく。『サザエさん』のテレビ放送は打ち切りでいいのではないかと思っている。時代と大きくずれている。時代劇だと宣言するべきだ。「そんなもの、フィクションはなんでもそうだろ」と言う、鬼の首をとったような意見を言う奴が多数いたが、家族アニメと、その他アニメは違うわけで。逆に家族を描いたものであるからこそ、違和感はますます広がっていくのではないか。昭和への憧憬でしかない。いずれにせよ、ディズニー作品同様、娘には絶対に見せない。
それはそうと、たくさんのご意見を頂いたのだが、茶髪きもい的な声を頂いた。深く考えさせられた。なるほど、人の外見で相手を批判し、論破した気になっているのか。
もう25年くらい、髪を染めたりしている。黒い時代もあったが、純粋に黒かというと、微妙にアッシュを入れていたりした。もう自分の髪の色が何色なのかわからない。とはいえ、最近は茶髪度がアップしているかもしれない。いや、これは白髪をごまかすために明るくした方が目立たないだろという理由が大きい。また、見た目の威圧感は大事で。討論する際も、講義をする際もこれで相手を威嚇することができるので舐められない。講義中の私語も軽減できる。
なんというか、ネットのしょうもなさを感じた次第だけど、中年にも茶髪にする自由はあるのだよ。個人的にはやめる理由がないし、趣味みたいなもので気に入っている。
というわけで、人の意見に向き合わず議論ではなく、好き嫌いでものを言う社会に戸惑うばかりだ。この国には、所属や外見を超えた議論が必要だ。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年11月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。