まちライブラリー@千歳タウンプラザに学ぶ「居心地のいい図書館」の作り方

海道に行ったら一度行ってみたかった場所
まちライブラリー@千歳タウンプラザに行ってみました。

居心地のいい図書館って、こうやってつくるんですね。

有田川町(和歌山県)では、
自宅ではコーヒー片手に借りた本を読んでいるのに、なぜ図書館ではダメなのか?」と疑問を呈し、「本が3万冊読める公民館」ALECを設立しましたが、

まちライブラリ―@千歳タウンプラザでも、もちろん、コーヒーや軽食をゆっくり愉しむことができます。

⇒ 施設ではなく、機能に注目!本が3万冊読めるカフェ~

小布施町(長野県)のまちとしょテラソもそうですが、まちライブラリ―@千歳タウンプラザでも、住民主導でさまざまなイベントが開催されます。

アナログで黒板に書かれているのがいいですね。

⇒ まちとしょテラソ(小布施町立図書館)

まちライブラリ―といえば、みんなで本を持ち寄るのが最大の特長ですが、僕も飛行機の中で読み終えた本を1冊持ち寄りました。

黒田武一郎さんの『時のはざまに』

オーナーからのメッセージだけではなく、これから読まれる方も感想を加え、本のリレーのようになるのがとても興味深いです。

まちライブラリ―@千歳タウンプラザで、1番面白いと思ったのは、本のすき間。

御覧のように本棚の向こうを見れることで、とても広く感じ、圧迫感がありません

油津商店街で有名な日南市の木藤テナントミックスマネージャーが、商店街再生のコツとして「すき間を埋めるのではなく、すき間をつくる」と話していましたが、本棚も同じなのかもしれません。

⇒ 日南市油津商店街の木藤亮太さんが語る商店街再生の極意「隙間を埋めるのではなく隙間をつくる」

次の予定の関係で、1時間弱しかいれませんでしたが、実はもっとさまざまな工夫があるのかもしれません。千歳駅から徒歩圏内ですので、北海道に行かれたらぜひ一度寄ってみてください。

まちライブラリー@千歳タウンプラザ

もっと知りたい!
● まちとしょテラソ(小布施町立図書館)

施設ではなく、機能に注目!本が3万冊読めるカフェ~

日南市油津商店街の木藤亮太さんが語る商店街再生の極意「隙間を埋めるのではなく隙間をつくる」


<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年11月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。