2017年記事ランキング・トップ10

アゴラ編集部

「アゴラ」の記事で、今年1年間のアクセス数が多かった順に上位10傑をご紹介します。(PV数は12月29日早朝時点)

10位:細野 豪志 『貧乏人の馬鹿息子は大学に行かなくてもいい』とのブログに対して(3月7日、173,094 PV)

これに先立ち、細野さんが「生活保護家庭の子どもに進学の機会を」を投稿し、アゴラで井上晃宏さんが「貧乏人の馬鹿息子は大学に行かなくていい」を投稿して批判。これに細野さんが再反論するかたちで投稿して注目を集めました。

9位:池田 信夫 蓮舫代表はなぜ戸籍謄本を見せられないのか(2016年7月11日、174,618 PV)

前年から追及していた民進党・蓮舫代表(当時)の二重国籍問題。今年夏になり、問題が再燃した際に当時の記事を更新して掲載したところ、あらためて読まれました。

8位:山田 高明 取ってつけた屁理屈で自爆した前川元事務次官(6月29日、180,114 PV)

加計学園問題の“トリックスター”的な存在として耳目を集めた文科省の前川元事務次官。獣医師の需給動向を把握せずに、なぜ長年獣医学部新設を認めてこなかったのか、前川氏の主張の矛盾を鋭く指摘しました。

7位:神谷 匠蔵 「慰安婦」問題の海外における取り扱われ方(1月8日、185,097 PV)

慰安婦問題の記事はアゴラでよく読まれますが、ロンドン在住の筆者が海外メディアの論調を紹介する切り口が新鮮でした。

6位:八幡 和郎 石破氏は朝日新聞に利用されてすべてを失った(8月5日、196,436PV)

一連のモリカケ騒動の間、安倍政権を批判した石破茂氏を朝日新聞が持ち上げるように取り上げてきましたが、夏の内閣改造の裏の意図について、八幡さんは「石破つぶし」だったと分析。

5位:新田 哲史 「籠池爆弾」報道で、東スポが見事に冷静だった件(3月19日、214,475 PV)

森友学園の問題は、ワイドショーやスポーツ紙で籠池ファミリーや菅野完氏らのユニークなキャラクターが注目されて「劇場化」。そのなかで東スポが意外なほど冷静に籠池氏を批判する記事を掲載しました。

4位:乙武 洋匡 バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている(6月29日、236,356 PV)

LCCのバニラ・エアの車いす客への対応を巡り、同社と客それぞれの対応に批判が集まる論争が勃発。乙武さんがこの問題を独自に考察して注目を集めました。

Wikipedia

3位:池田 信夫 森友学園の「寄付」は籠池理事長の自作自演(3月18日、247,581 PV)

森友学園で籠池氏が「安倍首相が昭恵夫人を通じて森友学園に100万円寄付した」などと主張し、騒ぎになる中で、池田がネット上から分かる数々の矛盾を追及。その後の籠池氏の転落を予見させました。

YouTubeより

2位:神谷 匠蔵 なぜ韓国だけが他のどの国よりも「反日」なのか(1月12日、319,098 PV)

韓国の釜山大学で准教授をつとめるアメリカ人の政治学者が、韓国人の日本に対する嫌悪感情の異常性を指摘する論文を紹介して注目を集めました。

Wikipedia

1位:八幡 和郎 週刊新潮が小室圭さん父親の自殺を報道:特別寄稿「平成皇室論」① (5月25日、357,654 PV)

皇室問題もタブーなく追及するのがアゴラの真骨頂。眞子様との交際が当時明らかになった小室圭氏の父親の自殺が週刊誌報道で発覚するなど、女性宮家創設の論議も相まった懸念は来年新たな展開を迎えるのでしょうか。

宮内庁サイト、藤沢市観光協会サイトより

今年は政局が激しく動いた割に、小池劇場関連の記事が10傑入りしなかったことに意外に思われた読者も多いかもしれません。

アゴラでは引き続き、マスメディアが取り上げない、しかし社会的に重要な問題について引き続き提起できればと思います。来年は電波制度改革も動く兆しが見えていますが、過去の戌年は松本サリン事件(1994年)、ライブドア事件(2006年)など、時代を揺るがす出来事もありました。

2018年は、平成の終わりへのカウントダウンが本格化するなか、どのような年になるでしょうか。

今年もご愛読いただき、ありがとうございました。みなさま、どうぞ良いお年を。

アゴラ編集部