お金を借りるのは「悪いこと」ではなく、限られた人の「特権」

内藤 忍

「借金=悪」と思い込みが未だに日本人の間には根強いようです。かくいう私も数年前まではこの固定観念に縛られていました。

確かに、消費のための借金は良い借金とは言えません。

例えば、自動車ローンで車を買ったり、リボ払いで買い物するのは、今の快楽を将来にわたって支払っていくものですから、やめた方が良いと思います。

しかし、投資のための借金は、身の丈に合った金額であれば、むしろ積極的にやるべきです。

ただし「お金を借りる力」というのは誰にでも備わっているものではありません。不動産投資の場合、金利1%台で借入することが可能ですが、このような有利な条件で借りられるのは、仕事で収入を得ている日本人だけです。一部の日本人だけの「特権」と言えるのです。

ところが、この特権をほとんどの人は、マイホームを買うために使ってしまいます。マイホーム購入は投資のための借金ではなく、消費のための借金です。

マイホームを購入するとローンを返済するのは自分の働いたお金になります。お金を借りて不動産を購入すれば、ローンは賃借人が勝手に払ってくれます。自分が働いて返済するのと、人に返済をやってもらう。マイホームと不動産投資のどちらがリスクが高いかは明らかです。

私の周りにはここ数年で不動産投資を始めた人が、数百人います。中には、サラリーマンで10戸のワンルームマンションを購入し、自分の年収とは別に年間500万円近い収入(不動産収入とローン金利の差)を得ている人もいます。リタイアしても、不動産収入だけで充分生活できる未来が見えています。

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実は私も今月さらに2つ物件を購入します。都心の物件に関しては、もう遅いということはありません。投資のチャンスは続いているというのが私の考えです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年1月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。