これからの不動産投資では「融資環境の変化」に注意

国内不動産融資の条件が、これから変わっていくかもしれません。「かぼちゃの馬車」問題によって、不動産融資に対する金融庁のチェックが厳しくなり、金融機関の融資姿勢が保守的になる可能性があるからです。

特に、地方の一棟ものへの融資については、アパートローンの空室問題も今後顕在化していくことも予想され、今まで積極的だった地方銀行の融資が絞られていく可能性が高いとみています。

一方で、私が投資の中心に据えている、都心の中古ワンルームマンションの融資は、属性にもよりますが、頭金10万円でローンを組むことも可能です。ただし、こちらの融資も将来的に影響を受けないとは限りません。

だから「お金を借りる力」のある方は、早めに自分の能力を知り、借り入れ戦略を立てて、実行することをお勧めします。

私も、来週都心に購入する中古ワンルームの決済がありますが、物件選択よりも銀行との借り入れ交渉に時間をかけました。不動産投資で失敗しないためには、、物件選びとともにファイナンスをどのようにするか考えることが大切。「何を買うか」と同じくらい「どう借りるのか」も重要です。

今週末に開催するこちらのセミナーでは、アセットアロケーションだけではなく、借り入れをどのように使って資産を構築していくかについても、ワンポイントコンサルティングでアドバイスいたします。

定員8人ですが、まだ4名のお席がございます。セミナー終了後に2時間の相談時間を取っていますので、人数が少ない場合は、お一人あたりの個別相談のお時間を延長します。さらに時間をかけて、じっくり相談できます。

不動産投資で失敗の可能性を減らしたい方は、自分でリスクを取らない評論家ではなく、自分自身も投資している専門家のリアルな意見を聞くことが大切です。私と天田浩平氏の「100室、借入15億円コンビ」が、不動産投資を真剣に考えている方に、最新情報を提供いたします。

■ 毎週金曜日夕方に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

■ 新刊「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計19万部となった「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年2月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。