だから偉い、だから凄い、という訳ではなく、起業家とは、往々にして社会に馴染めなかった不適合者であり、むしろ自分側に社会を寄せることで、自分の信じる世界を実現しようとする人間なのだと思う。そういった意味で起業家とは業が深く、まさに「業を起こす」と書いて起業家なのである。
繰り返しになりますが、起業家とは別に偉くもなく、どこかで雇われて働くということが出来なかった、ただそれだけなのだと思います。どこかに就職して、日々目の前の仕事に向き合って働く、それはそれで本当に尊く、美しい態度だと思います。自分には出来なかった分、本当にそう思う。
戦うべき敵を見誤らず、ただ自分の描きたい世界を信じて、仕事に真摯に向き合っていけば良いのだと思う。それが起業という形であれ、就職という形であれ。
編集部より;このエントリーは、株式会社CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏のブログ 2018年2月20日のエントリーを転載しました(タイトル改稿)。オリジナル記事をお読みになりたい方は、「Ieiri.net」をご覧ください。