劇を輸出できるか⁉︎「世界初」8K映像演劇

写真提供:(株)ジョイアート

演劇の輸出は、とても難しい。
たくさんの役者やスタッフが移動するためには、たくさんの費用がかかる。

一方、劇を映像化することも難しかった。これまでの技術では、アップで撮らなければ画像が鮮明にならなったが、アップで撮影すると、劇本来の全体像が失われ、デキそこないの映画になりかねない。

そのジレンマに、世界最先端の技術で挑戦している。
坊っちゃん劇場(愛媛県東温市)だ。

⇒ 坊っちゃん劇場「よろこびのうた」

東温市の「アート・ヴィレッジとうおん」構想の目玉事業として、地方創生交付金も活用しながら、「8Kスーパーハイビジョンの常設シアター設置に向けた調査・検討」事業を推進している。2020年に「第一回世界映像演劇祭」を開催することが目標だ。

3月には、坊っちゃん劇場と、六本木ヒルズ(東京)で世界プレミアム試写会を開催、大盛況だったという。

劇を高画質で映像化することができたら、輸出も容易になる。世界中の人が気軽に舞台芸術を愉しむことができる。そして、映像を見れば、必ず本物を見たくなる

坊っちゃん劇場の挑戦、目が離せない。

もっと知りたい!
坊っちゃん劇場「よろこびのうた」
徳島県神山町に移転したプラットイーズの「発想の転換」に注目!

<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年3月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。