お金を増やしたい人が、今すぐできる「3つのこと」

資産運用をやっている人はたくさんいますが、資産をしっかり増やすという結果を出せている人は少ないようです。その理由は、やり方が間違っているからです。

資産運用で大切なのは、正しい運用方法で続けることです。そのためには一握りの成功者だけしかできない特殊な方法ではなく、誰でもできる再現性のある方法を選択することです。そこで、今すぐできる3つの方法をご紹介します。

まず、金融商品のコストをチェックすることです。例えば、外貨預金であれば為替手数料、投資信託であれば販売手数料や信託報酬です。コストが高くなれば、その分リターンは下がります。金融商品で運用しても資産が増えないのは、金融機関にコストを払いすぎているからです。

例えば、米ドルの外貨預金の為替手数料は1円(=100銭)。FXのスプレッドは0.3銭です。外貨預金をレバレッジ1倍のFXにすれば、同じ外貨運用で、為替手数料は330分の1まで下がります。投資信託も信託報酬が年間1%を超えるものは解約し、低コストのファンドをネット証券で購入する。そうすれば、その分リターンは向上します。

2つ目に、金融商品でアクティブ運用するのを止めることです。今や、機関投資家の資産の大半はインデックス運用で行われています。ところが個人投資家は相変わらず自分で銘柄を選んだり、長期でインデックスに勝てないアクティブファンドに資金を投入しています。確かにアクティブ運用は楽しい運用かもしれません。しかし、我々がやるべきは、儲かる運用です。

そして、3つ目のポイントは、金融資産だけではなく実物資産にも資産を振り向けることです。

例えば不動産は、流動性や取引コストでは金融資産に劣りますが、その見返りに高いインカム収入が得られます。また、お金を借りてレバレッジがかけられるのもメリットです。

週末の資産デザイン研究所メールで先行募集して、2日で満席になってしまったこのセミナーに登壇するM氏は、丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスを受講したことをきっかけに、金融商品のコストの重要性を学び、3年前からはお金を借りる力を使って不動産投資を開始。今や、年間500万円の不動産収入を手に入れるまでになりました。

資産運用はリアルな成功モデルを見ると、実感が湧いて、自分もやってみようというモチベーションが高まります。

今後、私が提唱するやり方を実践し、お金を不安を解消した実践者を講師として次々デビューさせて、今すぐできる再現性のある資産運用法を広げていきます。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年4月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。