こんにちは!肥後庵の黒坂です。
ネットにまつわるビジネスは手軽で小資本で始めることが出来ます。それ故に多くの人が参入し、そして廃業率も非常に高いと言われます。私がやっているネットショップやアフィリエイトなどがその筆頭でしょう。特にアフィリエイトは手元に売るための商品や資格、専門知識がなく、大きな資本金がなくても始めることが出来ます。
「一度しかない人生、このままでいいんですか?アフィリエイトで稼いでクソみたいな社畜人生にNoを突きつけてやろうじゃないですか!」
とよくある煽り文句を見て、情報商材を買い漁って始めたものの、「全然稼げないじゃないか!」と放り出してしまった人も多いと思います。
アフィリエイトに限らず、私のようにネットショップやその他せどりでも、輸入ビジネスでもなんでもネットビジネスで起業し、集客やアクセス数が稼げずに挫けそうになっている人に私から伝えたいことがあります。私も最初からうまくいったわけではありません。しかし、ネットショップのビジネスでは、なんとか目標にしていた成果までたどり着くことが出来ました。
もしもあなたが成果が出ずに苦境に立たされているなら、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
成功する人、しない人のたった1つの違い
これはもうあちこちで言い尽くされていることです。しかし、あえて言います。ネットビジネスの集客に限った話ではありませんが、何かに挑戦をして成功する人、しない人の違いは「諦めないこと」、これだけです。本当にこれだけだと思います。逆に言えば「諦めないことが成功する秘訣だ!」と、分かりきっていることをあえて言わなければならないほど、みんな成功するまでに諦めてしまうということです。
なぜ諦めなければ成功できるのか?その理由は簡単です。成功の前には山のように失敗する必要があるからです。起業して成功しない人は「失敗しないようにしよう」と考えます。あれこれ情報を調べたり、人に秘訣を教わろうとしたりします。もちろんそれ自体は悪いことではないと思います。私もネットショップ起業をするときには、コンサルタントをつけて必死に学びました。安い投資ではありませんでしたが、おかげでここに来るまでかなりのショートカットが出来たと思っています。
それでも、失敗はしました。それも山ほど。今も失敗はよくやります。でも私がなにか人と違う点を持っていたとすれば、それは「諦めない」という才能です。ばかみたいに壁にぶつかり続けるけど、その内、突破する道を見つけ出します。で、成果が出るわけです。
諦めずにがむしゃらに挑戦するのはバカに見たいに思うかもしれません。「ああ、今日この作業やっても何も意味はなかったな。あんなに頑張ったのに時間の無駄だったわ」と、思うかもしれませんね。でも、その挑戦する量が非常に重要です。なぜかというと、挑戦していると深いところまで物事が見えるようになるのです。何回も取り組んでいる対象のことについてアンテナが立ちますし、細部まで理解が出来ますから。そして、「こうすれば良くなりそう?」とか「この方法も試してみるか?」と必ず試行錯誤します。で、成果が出る道を発見してドカンと大きな成果が出るものです。
ビジネスは1つのヒットで大逆転できる
ネットビジネスの素晴らしいところは、大金をかけなくてもうまくいくまで何度でも挑戦をやり直すことができる点です。そして100失敗してもたった1つヒットを出せば、その他の1000倍とか下手すると1万倍くらい売れて大きな利益をもたらしてくれる、という性質をもたらしてくれるのです。つまり、空振り三振を繰り返しても一発「パコーン!」とホームランを打てばそれまでうまくいかなかった分を一気に回収出来たりします。そしてそのヒットがきっかけで継続的な売上の柱になったりするものです。
うちの商品で「ギフト用フルーツ定期便」というのを作りました。パッと見ありきたりなフルーツの頒布会サービスのように思えますが、実は売れるようにかなり練りに練っています。で、むちゃくちゃヒットしています。このフルーツ定期便は季節関係なく、年中売れ続けていますから、売上の底上げにかなり貢献してくれています。また、それだけでなくこのヒットに連動して他の商品の売上も大幅にアップしています。まさに1発のヒットがゲームを成功裏に導いてくれたわけです。
でも今のフルーツ定期便に昇華させるまでは尋常じゃなく試行錯誤しました。ページを作っては潰す、サービスを開始してはアップデートする、ということを繰り返して今の形になっています。そしてこれからも改善を続けていくでしょう。挑戦をやめなかったことがうまくいった理由ではないかと思っています。
ビジネスはたった1つのヒットが全体を成功に導いてくれるのです。
成功したければホンモノを見る
成功者と付き合えば成功できる、という言葉があります。この言葉の本質、あなたはしっかりと理解できているでしょうか?
もちろん、ただ会って「すごい人だったな」と思うだけで人生が変わるわけではありませんし、その人があなたを救ってくれる、なんてこともありません。そうではなく、成功の実感が備わるかどうか?がものすごく重要なのです。
私は肥後庵の集客のため、ブランディングの一環としてブログを書いて情報発信をスタートしました(趣味的な意味合いもありますが 笑)。最初の一年で300記事以上書きました。でも誰からもコメントも来ないし、PV数もほとんど変わりませんでした。「ブログで集客したければまずは100記事書きましょう!そうすれば必ず成果があります」とあちこちの記事で言われているのを見て「ウソつけ!まったく成果なんて出ないぞ!!」とモニターの前で憤っていましたね。
400記事を超えたところでさすがにPV数はある程度増えました。ですが、誰からもコメントが来ません。「もしかして方向性が間違っているんじゃないか?」という疑心暗鬼を生み始めました。継続して記事は書いていましたが、途中心を病んでネットに書かれている成果報告が全部ウソに見えていました。
「ブログを初めて一年で○PV達成!」
「ブログを書いて売上○倍!!」
「ブログで人生変わった!」
「はいはい、どうせウソなんでしょ。そんなやつ世の中にいるわけがない。」そう思っていました。完全に心は腐って何も信じられませんでした。しかし、私はある日、とある記事を読んでいて目が釘付けになりました。それはアフィリエイターが書いた記事。他のブログはいいことばかり強調する自画自賛で「本当か?」と疑わしいものでしたが、その記事はいいことも悪いことも包み隠さず、月間の売上の成果をキャプチャして、ウソ偽りなく全公開していたのです。
最初の4年間はほとんど売れず、まったく稼げていませんでした。しかし、5年目にある記事がバズってブレイク、今では大成功を収めています。私は驚愕しました。4年間まったく手を抜かずに挑戦し続けたそのひたむきな姿勢に。そして反省しました。自分の努力が足りなかったということに。たかだか一年で心折れるなんてバカじゃないかと。で、改善がなかったことに気付かされました。昨日までと同じことをずっとやっても、成果なんてでなくて当たり前だなと。そこから色んなメディアにブログを寄稿したことがきっかけで、今ではかなり満足のいく成果を得ることが出来ました。
過去にヒットした記事の中には、その1記事を書いたことで4つの雑誌社と1つのテレビ局から取材を受け、トータルのPV数は数十万くらいあったようです。あの時、あのアフィリエイターの書いた記事に出会わなければ今の私はありません。彼の顔も名前も知りませんが、たった1つの記事がきっかけで挫折を乗り越えることが出来たのです。
本当にうまく行っている人に触れると「ネットで起業して成功するなんてウソなんじゃないか?そんな人実は世の中に誰もいないのではないか?」、そんな疑念を吹き飛ばすことが出来ます。「本当にうまくいっている人っているんだな!頑張れば自分もなれるかもしれない」と成功への実感が湧いてきます。この実感する、というのが実はとてつもなく重要です。なぜなら実感がないものはいくら頑張ってもイメージが湧いてこないからです。まずは成功をしっかりと自分の目で確かめ、「自分も頑張ればなれる」という感覚を持つことがとても大切です。これは英会話でも大学受験でも何でも同じです。
苦しい時に思い出して
あなたは今、苦しい思いをしているかもしれません。バカバカしくて挑戦を投げ出したくなっているかもしれません。PC画面を見るのも苦痛で、やった後も「この時間は無駄だったんじゃ?」という感覚に襲われていませんか?
実はその感覚、まるごと全部成功した人は味わってきています。今をときめく成功者も必ず人知れず、ひっそりと苦しんだ時期があるものです。メディアなんかでは「人の助けに導かれてうまくいきました」みたいにきれいに言っていますが、カッコつけているだけで本当は泥沼状態から努力をして抜け出しているのです。
苦しい気持ちになった時、ぜひ思い出してください。誰しも最初は苦しい思いをしていたという事実を。彼らは諦めなかったからこそ、成功にたどり着けたのです。これは例外なくです。成功する人、しない人を分けるたった一つの違い、それは諦めない、というシンプルかつ究極の成功法則なのです。
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黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表