Skyland Ventures “起業しろ” 木下くんと、GOJO&Companyの慎泰俊さんがツイッターでバトルを。
ひたすら他人に起業しろって言っている人、冗談か無自覚だとは思うけど、起業できるのっていろいろとラッキーな人(やりたいことがある、家や実家の家計の心配をしなくてもいい、など)が出来ることであって、そういうのに自覚的でなさそうで僕は聞いてて若干悲しくなる。
— Taejun (@81TJ) 2018年6月15日
これは僕のことかな!起業するもしないも本人の自由ですが、起業してそこで何か大きなものが産まれていく可能性にかける方が人類の進化のために大事かなと思ってます。 #起業しろ で目の前で起業した人と一緒に生きていきます。 https://t.co/gojMeANkBg
— 木下 慶彦 / Skyland Ventures (@kinoshitay) 2018年6月17日
ありがとうございます。チャレンジすれば成功しやすくるのは当然のことですよね。成功数=成功確率×試行回数なんだから。でもその挑戦にはリスクがつきまとうし、リスクを取れと言いながら失敗しても大して責任取らない大人が多いように思います。木下さんは責任を取る大人なんですね。 https://t.co/cUIaxoCPua
— Taejun (@81TJ) 2018年6月17日
自己責任じゃないですかね?何事も。自己責任取りたくないなら大企業が良いと思いますよ。
— 木下 慶彦 / Skyland Ventures (@kinoshitay) 2018年6月17日
この議論、もっと深めると良いね。「起業は自己責任」とは確かにその通りなのだが、それを煽る責任みたいなものにも、僕らは自覚的であるべきだと思う。自己責任の結果こぼれ落ちた起業家をすくい上げる仕組みこそが、本当の意味でのエコシステムであるとは思う。
リバ邸からたくさんの起業家が生まれたのは、「失敗しても最悪ここに戻れば大丈夫」という場所があったからなのではないかと思う。起業などの挑戦の機会提供と、大多数のそれがうまくいかなかった子たちの居場所作りは、セットであるべきだと思う。
“自己責任”という名のもとにいろんなものを切り捨てて来た結果が今の社会なので、この言葉には、発言力の持つ(持たなくとも)一人ひとりが自覚的に、敏感であるべきだと思う。
でもね。木下くんはそれもわかりつつも、批判が来る事もわかりつつも、それを前提として、 #起業しろ ということを言いつづけてるのだと思う。それは役割だよね、彼の。他のVCが恥ずかしがったりして言えないことを、彼は伝えようとしている。それはリスペクトしかない。
編集部より;このエントリーは、株式会社CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏のブログ 2018年6月22日のエントリーを転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、「Ieiri.net」をご覧ください。