この手のレストラン評価は、参考にはなっても、当然のことながら、自分自身の好みとは必ずしも一致しません。
日本経済新聞で、「ラ・リスト」というレストラン評価の仕組みが紹介されています(写真)。レストラン評価の様々なデータを集めて、それらを信頼度に応じて数値化して客観性を高めているとしています。
ベスト10に入っているレストランのいくつかは、行ったことがあります。圧倒的に素晴らしい感動的なお店もいくつかありましたが、中には過剰評価と感じるお店もあります。
世界的なレベルのレストランでも、全ての人が満足するわけではないということです。たまたまかもしれませんし、こちらの体調や味覚のセンスの問題かもしれません。
ところで、検索エンジンで国内のお店の名前を入れると、お店のWebよりも上位に食べログが表示されることがほとんどです。だから日本人は、食べログのレビューや評点なども参考にしながら予約する人がたくさんいます。
実は、食べログに掲載されている電話番号や食べログの画面から予約をすると、お店は食べログに対して1件いくらというように集客に対するコストを支払わなければなりません。
SHINOBY’S BAR 銀座も食べログに掲載していますが、お店の電話番号は03-6280-6757ですが、グーグルで店名検索すると食べログの紹介ページがトップに出てきて、そこに表示されている電話番号は050で始まる別の番号です。この番号で予約を入れるとお店は食べログから課金されることになります。
それ以外にも、食べログがお店に対して課金する様々なプランがあり、コストをかければかけるほど、上位に表示されるという仕組みになっているのです。
食べログは便利なサービスですが、このような飲食店情報サイトの裏事情を知った上で、上手に利用するようにしたいものです。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年7月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。