東日本大震災の復興状況の視察のため、希望の党議員団として7月26日、27日の二日間で岩手県へ行きました。
一日目
西日本豪雨災害の救済も急務ですが、希望の党議員団は東日本大震災の復興の実情を視察しました。
津波被害を受けた三陸海岸の宮古、大槌、釜石を駆け足で回りました。
震災から7年経ちましたが、防潮堤の建造、住宅の高台移転、産業の再生もかなり進展していました。
しかし、今なお仮設住宅での生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃいます。
復興期間も終盤を迎えて国からの支援をどう継続すべきか、難しい判断です。
大規模な自然災害がこれだけ多発する日本。
国の省庁縦割り行政で対応するのではなく、災害対策省を創設して、防災、減災、救援、復旧、復興を総合的に強力に実行すべきだ!
希望の党として災害対策省創設を推進したいと思います。
二日目
久しぶりに地震・津波被害の陸前高田を訪ねました。
巨大防潮堤もほぼ出来上がっていましたが、一本松が孤独に立っていました。
松原の再生はいつごろになるのでしょうか?
まだかなり先のようです。
この地域には「けせんプレカット事業協同組合」という木材加工工場があります。
集成材の製造とプレカットをして住宅メーカーに供給しています。
ここでCLT(直行集成材)という硬度の高い優れた高品質の木材を生産するそうです。
ヨーロッパではCLTで10階建の木造ビルが建てられています。
日本にも木造建築革命が起きそうな予感がします。
こうして2日間に渡る三陸海岸震災復興視察を終えました。