小豆島で再認識した伝統的ものづくりの偉大さ

松田 公太

瀬戸内海の播磨灘にある「小豆島」。
なんと読めば良いのか戸惑う人も多いのではないでしょうか。
(「しょうどしま」と読みます)

人口が減り続けているこの島では醤油や佃煮や素麺の伝統的な製法が脈々と受け継がれています。

百種類を超える酵母菌や乳酸菌を大切に、150年以上も経つ大杉樽を使い続ける ヤマロク醤油。

登録有形文化財の工場で、手作りの平釜直火炊きによって少量ずつ丁寧に佃煮を作る 小豆島食品。

「佃煮作りに挑戦しましたが、失敗して高級食材を外に出て飛び出させてしまいました^^;
(落ちたものは全て拾って完食しました👍)」

手延べの伝統を守りながらも、新しくて珍しい生(なま)素麺の開発に成功した なかぶ庵。

小豆島ではこのような物作りの偉大さを再認識することができます。

クールジャパン等ではもっとこのような伝統文化にフォーカスして日本の素晴らしさを広めるべきなのです。
(法案の時から同じことを言い続けていますが、やはりこのままでは大半が無駄金に終わってしまいます^^;)

ビジネスにもなる、伝統承継にもなるという仕組みづくりをすれば、国内外から問わず移り住んでくる若者が増える可能性は十分にあると思います。

過去記事:あまりクールじゃない、クールジャパン機構がやっていること


編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、前参議院議員の松田公太氏のオフィシャルブログ 2018年8月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。