こんにちは、都議会議員の鈴木邦和です。東京都チャレンジショップの2号店が今年11月末に吉祥寺にオープンすることになりました。この事業に応募して審査に通過すると、月額35,640円で吉祥寺の一等地に6ヶ月間出店できます。
本事業は「自分のお店を持ちたい」と願う若者や女性の開業者に、東京都が空き店舗スペースを小分けにして安価で貸すものです。通常、吉祥寺で店を開業する場合、店舗貸借だけで200〜300百万円近い頭金を用意する必要があります。そのため、新しいアイデアを持っていたとしても開業のハードルは高く、失敗した場合のリスクも大きいのが実情です。
しかし、チャレンジショップを活用すれば、応募者は低コストで事業の可能性を探ることが出来ます。さらに、接客、ディスプレイ、店舗管理といった幅広い分野のプロが定期的なコンサルティングを行います。こうした取り組みを通じて、商店街の次世代の担い手を育てていくことが東京都の事業の狙いです。
これからの商店街は、通販や大手に対する競争力がないと衰退するしかありません。私も地元の商店街の方々とお話しする中で「ここでしか食べられない、買えない」付加価値を生み出せるかどうかが岐路だと痛感しました。こうした思いで、今年3月の経済港湾委員会で質疑したところ、都の産業労働局からは「チャレンジショップを新たに多摩地域に開設する」旨の答弁を頂きまして、今回の吉祥寺ショップの開設に至りました。
吉祥寺ショップは、吉祥寺駅から井之頭公園へと続く「七井橋通り」というメイン通りのそばにあります。私もよく散歩しているエリアですが、平日も賑わうほどおしゃれで個性的な店舗が並ぶ一等地です。下図の右奥を一本脇に入ったところになります。
詳細はこちらのプレスリリースからご覧頂けます。初回のエントリー締め切りは本年9月13日ですので、もし興味のある方はぜひご応募下さい。たくさんの方々のご応募をお待ちしております!
編集部より:この記事は東京都議会議員、鈴木邦和氏(武蔵野市選出、都民ファーストの会)のブログ2018年8月17日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は鈴木氏のブログをご覧ください。