ホストのセルフブランディングに必要なのは「観察力」

丸の内朝大学マネーコミニケーションクラスの今週のゲスト講師は、歌舞伎町ナンバーワンホストとして有名な信長さんでした。

現在は、ホストの仕事以外にも書籍の執筆や出版社の経営など、多方面で活躍しています。

そんな信長さんに、ご自身のセルフブランディングについてじっくりお話を伺いました。

ホストと言うと、イケメンの男性が女性に恋愛感情を持たせて、大金を巻き上げると言うイメージがあります。しかし、信長さんによれば、本当に顔だけで勝負できるのホストは、全体の5%くらいだそうです。

信長さんが、ホスト業を始めてからわずか4カ月で、ナンバーワンになれたのは、「観察力」を徹底的に磨いたからだそうです。

相手が何を求めているのかを仕草や言葉の端々から観察し、それに見合ったものを自分の引き出しから提供していく。

それによってお客様とのコミニケーションを成立させるのです。

水商売の世界でも、信頼関係は、極めて重要だと信長さんは言います。

嘘をついたり、約束を守らないといった行動は、顧客との長期的な関係を毀損します。

お話を聞いていると、ホストの世界は一般のビジネスの世界と基本はまったく同じである事に気付きます。

信長さんは、そのことをいち早く理解し、ビジネス書を大量に読み込んで、その知識や情報をホストの仕事に活かしていったのです。それが、他のホストには無い価値の提供につながり、大きな成功を収めたのです。

ホストの世界で大きな成功をおさめたことで、信長ブランドは、横展開が可能になりました。

ビジネスだけではなく、恋愛や人付き合いのようなプライベートな人間関係など、観察力を磨くことに価値があることは、たくさんあります。

信長さんのセルフブランディング術には、ビジネスパーソンが学ぶべきたくさんのヒントが詰まっていました。

丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスは2018年秋学期も開講します。秋のテーマは「起業」です。お金と時間の自由を手に入れる具体的な方法を知りたい方は是非!詳細はこちらからご覧ください。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年9月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。