ウクライナの首都キエフの麺屋武蔵が6店舗と大人気の理由

ウクライナの首都キエフに不動産視察のために行ってきました。ロンドンから飛行機で約3時間。日中も氷点下の気温でとても寒かったです。

今回は、個人投資家が集まるインナーサークル資産設計実践会メンバーとのスタディーツアーで、総勢20名近い大所帯です。

前日入りして、その日の夜にスタッフと現地で見つけたのが、日本でも有名なラーメン店麺屋武蔵です。

調べてみると、キエフだけで何と6店舗も展開している地元の人気店であることを知りました。日本人がほとんど行くことのないこの国にナゼ日本のラーメン店が大量出店しているのか?

急に興味が湧いてきたのと、とても寒かったこともあり、〆のラーメンをキエフで決行することになりました。海外に行くと、緩い糖質制限を阻害するものがたくさんあります。

ホテルから一番近いお店に、早速出かけてみました。こんな時に便利なのがUBER(ウーバー)です。わずか数百円で、お店の前まで連れていってもらいました。

夕食どきの店内は、ウクライナの人たちで大混雑。日本人客は、我々だけでした。

小さいサイズのレギュラーラーメンは日本円で400円程度と日本よりも割安でしたが、味は日本で食べるのとは随分違いました。

麺は少し伸び気味でコシが無く、スープもぬるく出てくると聞いていたので、注文の際に「麺は固め、スープは熱々で」としつこく言ってお願いしました。それでも麺のコシはあまりなく、完食することはできませんでした。

味だけではなく、メニュ構成も日本のお店とは随分異なり、巻き寿司があったり、リゾットのようなご飯メニュもありました。

現地の人に人気なのは、日本にはないオリジナルのメニューも揃え、現地化に成功していることだと感じました。

ウクライナの人たちがどんな味覚の嗜好を持っているのかは、良くわかりませんが、日本のラーメン文化をそのまま持ち込んでも、恐らく個性が強すぎて受け入れられなかったのではないでしょうか。現地の人たちのライフスタイルに合わせて、ローカライズしたことが、麺屋武蔵が繁盛している理由です。

それにしてもナゼ海外展開したのが、ウクライナのキエフなのか?それは、私たちがキエフで不動産投資を始めようとしているのと同じくらいの謎でした(笑)。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年2月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。