遊べば遊ぶほど「お金持ち」になる世の中

仕事には2つの種類があります。お金のためにやる「ライスワーク」と、自分が本当にやりたいと思って打ち込んでいく「ライフワーク」です。

インナーサークルの資産設計実践会を主宰していて思うことは、仕事は真面目にやればうまくいくとは限らないと言うことです。

先月メンバーと一緒に出かけた香港のアートバーゼル(写真)。VIPチケットの日はシャンパンの無料サービスもあって、現地で他の場所では出会えないような人と達と出会い、今までになかった経験を得ることができました。

知らなければそのまま終わってしまうような世界ですが、そこにいることで自分の人生を豊かにできるとともに、ビジネスの展開にもつなげられることを知りました。

今回出かけたようなアートの世界は、真面目に努力をすれば報われる世界ではありません。むしろ自分の感性のままに楽しめる人にこそチャンスが巡ってくるのです。

本当に楽しいと思って集まってくる人たちが、それぞれの感性をぶつけ合い、そこに新しい価値が生まれる。そんな世界は「ライスワーク」からは生まれません。

日本人が美徳としている真面目にコツコツ仕事をやるスタイルも選択肢の1つで否定はしませんが、遊びを仕事にして、そこから人生を展開させていく。そんな生き方もありではないかと思えてきます。

写真AC:編集部

むしろこれからは、遊びを仕事に結びつけられる人が、大きな成功を手に入れていくようになります。なぜなら、そんな世界にアクセスできる人は限られており、その経験に「希少性」があるからです。

であれば、人生は遊んだもん勝ち。ダラダラと時間を過ごす遊びではなく、興味のあるものに好奇心を集中させ、新しい経験を積み重ねていく。本気で遊べる人には価値が生まれ、それが人とお金を引き寄せるのです。

遊ぶ事は悪いことではなく、新しい価値を生み出すクリエイティブな作業。二宮金次郎を理想とするような日本人の価値観には大きな変化が求められていると思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年4月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。