イスラエルに来て3日が過ぎました。短い時間ですが、知れば知るほどこの国に魅了されています。
旅の充実度を決めるで大切な要素の1つは、私の場合まず食です。食生活が合わない国にいると、いくら魅力的な観光資源があっても、どうしてもテンションが上がらなくなってしまいます。
イスラエルの料理は、中東の影響を受けたスパイシーなものもあり、私の口にとてもよく合います。フムスと呼ばれるひよこ豆のペースト、トマトやキュウリをレモンや塩でシンプルに味付けしたサラダ。卵とトマトで作ったシャクシューカ。どれもお気に入りです。
また、新鮮なフルーツが豊富にあり、メロンやざくろ、オレンジなど日本より風味が豊かな味わいです。デーツと呼ばれる甘いナツメヤシの干したものも美味しいです。
そして、街中にいる人が親切です。愛想が良いとは言えませんが、困っていると向こうから声をかけてくれる人も多いのです。ユダヤ教の人をはじめ、日本人とは異なる装いをした顔つきも異なる人たちですが、なんとなく親しみが湧いてきました。
こんなイスラエルには、すばらしい観光資源もたくさんあります。
先日行った宗教の起源を探ることができるエルサレムの旧市街。美しい建物と圧倒される人々の祈りのエネルギー。日本では経験できない異次元のパワースポットです。
また、昨日は車で40分ほどの死海に出かけてきました。日本の海の家のような素朴な海水浴場ですが、海抜よりも低い湖に余った高い塩分濃度の水に、浮き輪もつけずにプカプカと浮かぶことができ(写真)、何とも不思議な気分です。
さらに湖底にある泥を手ですくい取り、全身を泥パック(写真)。本当に、肌がすべすべになってびっくりしました。
こんなにたくさんの観光資源がありながら、日本人のイスラエルに対するイメージは、テルアビブの日本赤軍(1972年の出来事です)、パレスチナ紛争、といった危険なイメージばかりです。
日本から少し遠いのが難点ですが、わざわざやってきても充分満足できる観光の間がイスラエルです。今日もまたイスラエルの新しい魅力を探す旅を続けてきます。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年4月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。