この講座は、私がマネックス証券で仕事をしていた2001年から開催しているもので、今年で19年目33回目の開講。恐らく早稲田大学の講座では最も長い講座の1つだと思います。
対象としているのは、将来のお金について不安のある方、ある程度の資産はあるけど、すべて預金のままで、これからどうしてよいかわからない、といった資産運用未経験者・初心者です。日本人のこれからの資産の守り方・増やし方について、学校や金融機関が教えてくれないけれども、知っておくべきことをマスターできます。
なぜ投資をする必要があるのか、投資理論の基本的な考え方といった根本から、投資信託やFXなどの金融資産を使った資産運用の方法。さらに、国内外の不動産やそれ以外の実物資産への投資についても、なぜそれが必要なのかという根本からの理解をしてもらえるように工夫してあります。
お金との付き合い方に関して幅広い内容を網羅する6回の講座ですが、この講座では得られないこともあります。
まず、株式の個別銘柄の推奨や、為替相場や日経平均の見通しといった将来の「予想」はしません。プロのエコノミストやストラテジストでさえ、たまにしか当たらないこの手の予想には、意味が無いと思っているからです。
また、不動産などの実物資産に関しても、具体的な投資対象の紹介はありません。実物資産には「歪み」からの超過収益が狙える投資対象と考えていますが、こちらはインナーサークルの資産設計実践会だけで取り上げています。
資産設計実践会は6ヵ月の講座で、まずこちらのページからメールアドレスの登録で無料の情報提供を受け、興味があれば説明会に参加して、具体的な内容を知ることができます。説明会といっても、資産設計ワークショップのような内容で、セミナーとしても充分価値があるものにしています。
アカデミックな早稲田大学と、ちょっと怪しい資産設計実践会(笑)。2つの講座には随分ギャップがあるように見えますが、アセットアロケーションをベースにした資産運用という根本の考え方は、2つの講座ともまったく同じです。まず、勉強したいという方は、初心者・未経験者向けの早稲田大学オープンカレッジの講座から、ある程度のまとまった資産を保有していて、早く自分の資産で実践したいという人は資産設計実践会が向いていると思います。
早稲田大学オープンカレッジの講座は毎回20名から30名程度のこじんまりとしたクラスです。年に1回しか開講されていませんので、ご注意ください。
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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年4月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。