韓国の文在寅大統領が10日、就任2年目を迎えた。前日のKBSのインタビューでは、6月に大阪で行われるG20に出席する時に「安倍晋三首相と会談できれば良いことだと思う」と述べたそうだが、日本国内のネット世論には右派系の人を中心に「おととい来やがれ」「お断り!」などと即答される始末だった。
就任当初、8割を超える高支持率を得た文政権だが、日韓関係の悪化と経済の著しい悪化の「内憂外患」。今や支持率は5割を切っている状態で、日本国内では以前から民主党政権時代の鳩山首相や菅首相を類推すると言う意見も絶えない。米国と北朝鮮が一時接近して存在感を示そうと思った外交でも、トランプ大統領と金正恩・朝鮮労働党委員長が2月の2回目の会談が物別れに終わり、手詰まりの状況になっている。
こうした中で、文政権は、悪化の一途をたどる日本との関係改善に少しは前向きになるかどうか注目されているが、聯合ニュースによると、大統領はKBSのインタビューに対し、「韓日関係は非常に重要で、今後、一層未来志向に発展していくべきだと思う」と見解を披露。しかし、「過去の歴史問題がときに両国関係の発展を妨げているが、決して韓国政府がつくり出している問題ではない」と、日本側に全ての責任を押し付けたような考えを示すなど、相変わらずの姿勢だった。
このニュースにウェブ編集者の中川淳一郎氏は「どの口が言うかwww」と呆れ気味。
また昨年末の韓国軍艦の自衛隊機に対するレーダー照射について記事では触れられてなかったことについて、自民党の長尾敬衆議院議員は「この問題、全く終わってませんよ」と指摘した。
一般のネット民からは
おととい来やがれ
来るなー‼︎
寝言ですか?
と会談を拒絶する声が続出。
また、慰安婦問題などがなんども蒸し返された経緯から
どうせ話し合っても掌返すし…
と不信感はピークに達したままなことをうかがわせた。さらには4月の米韓首脳会談で、トランプ氏と文氏の直接のやりとりが「実質2分間」(産経新聞)しかなかったと報じられたことを受けて、
1分で終わったらトランプ大統領の記録を更新できますね。
と皮肉る人もいた。