もはや戦線膠着状態に陥って久しい「菅官房長官 VS 望月衣塑子記者」のバトルだが、29日の記者会見で、望月氏が自身の質問中、官邸の報道室長に「簡潔にお願いします」と指摘されたことをあらためて質問したところ、菅氏が「その質問なら指さない」と回答を拒否した。
この模様を、望月記者に同調する朝日新聞が同日夕方ネット速報して、この騒動にまだ関心のある一部の政治ウオッチャーにマニアックな興奮をお届けし、本人もシンパの共感を煽るかのように、ツイッターでこの記事を取り上げた。
これに対し、望月記者の取材態度をこれまで厳しく批判してきた政治ジャーナリストの安積明子氏は、Facebookの公開投稿で、「28日29日とこの記者は菅官房長官にクレームを付けていますが、そもそも報道室長の上村氏に直接言えばいい話」と、菅長官に対する質問がお門違いであると指摘した。
さらに、6月下旬に望月氏の著書を原案とする映画『新聞記者』が公開されることから、望月記者の無意味な質問に「宣伝」の意図を見透かし、「本を売りたい、映画の宣伝をしたいのなら、別のところでやんなさい」とたしなめた。
安積氏が昨日、この件で複数ツイートしたところ、フォロワーからは
あの映画公開前に炎上狙いの魂胆が見える
ただのアピールですよね。それがバレバレだからアカン。
などと同調する人も相次ぎ、
動画を見ている大半は不快になりますけどね。一部の信者のために多くの人に迷惑をかけても平気というのは精神的に強いのかな。
と皮肉る意見も見られた。