認知症基本法案を了承:認知症対策2.0時代へ

先日、自民党において『認知症基本法案』の法案審査を行い、了承をいただきました。

私は起草から関係議員への説明まで一連の工程を担っておりましたので、法案審査における説明・質疑も対応させていただきました。これまでに骨子や要綱の形で議論を重ね、そのたびにいただいた皆さんのご意見を反映させてきましたので、法案審査では満場一致での了承となりました。

法案の概要は以下の通りです。

この法案の成立により、

認知症予防を政策の主要な柱の一つに据え、予防法の確立と普及に向けた取組みが抜本的に進んでいくこと

認知症バリアフリーに向けた取組みを推進することにより、認知症当事者の方々が生きがいや希望を持って暮らせる社会を実現すること

医療、介護の現場において認知症当事者の方々の尊厳を尊重した対応が徹底されること

など社会に大きな変化を起こしていきます。

認知症対策2.0時代の幕開けです。

背中を押していただいた公明党の皆さん、ご意見を聴かせていただいた認知症当事者や各団体の皆さん、法案策定過程において多大なご協力をいただいた衆議院事務局・政府の関係者、党内でお導きいただいた先輩議員や政調スタッフの皆さん、いつも身近で支えてくれている事務所スタッフに、心から感謝申し上げます。

次のステップは、この法案を国会で通し、成立させること。

さあ、頑張るぞ!


編集部より:この記事は、衆議院議員、鈴木隼人氏(自由民主党、東京10区)のブログ 2019年6月6日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は鈴木氏のblogをご覧ください。