豊島区で不登校や貧困をはじめ様々な困難を抱える子供・若者をサポートしているNPO『PEACES』の荒井佑介副代表と意見交換させていただきました。
『PEACES』では、行政からの紹介を受け、サポートの必要な子供・若者の家庭を定期的に訪問しています。
そして信頼関係が築けたら、次は活動拠点へといざないます。
活動拠点には多くの子供・若者が集っており、ゲームや食事などを共にしながらアットホームに過ごしています。
勉強を教えてもらいたいという子供がいれば、個別に教えてあげたりもします。
そして、希望者向けに本格的なモノづくりワークショップを開催しているのですが、このワークショップでは参加者全員の前で発表をすることになっており、そういった経験を通じて人前で話せるようになったり、友達ができたりします。
ここまでくると、不登校の子供でも学校に戻れるようになります。
また、企業とタイアップして仕事体験の場をつくるなどし、拠点に通う若者の就職をサポートしています。
実際、私も拠点にお邪魔して皆さんとランチをご一緒しましたが、それぞれの子供・若者が個性を認め合いながら和やかにコミュニケーションをとっていて、とても居心地の良い場だと感じました。
居場所のない子供や若者が年代の近いサポーターと信頼関係を築きながら緩やかに社会生活に馴染んでいく。
まさに理想的な伴奏型支援だと思います。
このような取組みがより一層広がっていくことを心から願っています。
編集部より:この記事は、衆議院議員、鈴木隼人氏(自由民主党、東京10区)のブログ 2019年6月14日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は鈴木氏のblogをご覧ください。