これだけ厳しい選挙戦を戦い切って選挙区と全国比例で東京のあたらしい維新の顔となる候補者が劇的な勝利を収めたのだから、候補者本人はもとより応援された皆さんにとってこれほど嬉しいニュースはないはずである。
これでようやく大阪の維新は東京の維新、関東の維新、日本の維新になる基盤を獲得した。
組織に頼らないボランティアの手作りの選挙だ、などという声もあったようだが、東京の維新にはそれなりの基盤があったのだから、当選された方々はこれまで東京の維新を支えて来られた先人の方々にそれなりの敬意と感謝を捧げられた方がいいだろう。
結構しっかりした選対があったようである。
選挙は、候補者一人では絶対に出来ない。
候補者は舞台の上で踊っている役者のようなもので、舞台そのものは大勢の裏方がいるから成り立っているということをくれぐれも忘れないことだ。
選挙を戦っているのは、候補者だけではない、ということである。
さぞ苦しい戦いだったと思う。
スタッフの皆さんにとっても、一般の応援団の皆さんにとっても実に苦しい戦いだったと思う。
見事な成果である。
音喜多氏だけ当選したのでは、都議会議員時代に同僚議員との会派を解消して孤立しかけてていた音喜多氏に声を掛けて、あえてあたらしい会派を結成してくれた柳ケ瀬氏に申し訳ないことになりかねなかった。
東京の維新の灯を守り抜いてくれていた柳ケ瀬氏が全国比例で当選してくれて、はじめて東京の維新のあたらしい基盤が確立する。
柳ケ瀬氏の当選が決まったのは、今朝の8時過ぎだと聞いている。
奇跡的な勝利だと言ってもいいかも知れない。
柳ケ瀬氏も音喜多氏も海城高校の出身だという。
柳ケ瀬氏と音喜多氏がこれからも力を合わせていけば、東京のみならず関東での維新の活動基盤はさらに強固になるはずである。
東京の維新がどこまで大きくなるか。
これからが楽しみである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年7月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。