こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
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東洋経済オンラインに大変興味深い記事がありました。それは40代以降の中年期になると、男性は男性ホルモンが減少し、女性は逆に男性ホルモンが増加するという話です。これにより、中年期・高年期以降の人生の幸福度に大きな影響があるというのです。
Twitterでも主張をします。
年とともに男性は消極的に、女性は積極的になる
同記事によると、次のようなお話があります。
60代、70代の男性は、「友達と温泉旅行に行きたい」とはあまり思わなくなり、女性は、まったく逆の傾向を示すわけです。人づきあいもよくなり、意欲もモリモリと増加するのです。
年齢を重ねて男性は人付き合いが億劫になります。これは、男性ホルモンの減少で積極性や意欲が失われるからといいます。その反面、女性は男性ホルモンが増加することで人付き合いが増え、ボランティアなどの活動にも積極的になるのだそうです。
女性に男性ホルモンが増えると、被験者のアンケートの記述に、「寄付をしたい」とか、「災害救援ボランティアをしたい」という世の中の弱者に対して積極的に働きかけるという効果が影響として表れたというのです。
男性ホルモンが多いことが、「弱者、困っている人を助けたい」という積極的な意欲につながるということのようです。
人との交流がなくなり、ビジネスやその他の取り組みに意欲がなくなってしまうと、人生における幸福度がかなり損なわれてしまいます。
男性ホルモンは挑戦と筋トレで増やせる
歳を取るに任せて意欲減退を受け入れるしかないのでしょうか?実はそうではなく、加齢と共に減りゆく男性ホルモンは増やすことができるのです。健康をテーマに扱う「ターザン」によると、男性ホルモンを増加させる要素には「社会的成功」と「筋トレ」が重要とあります。
金融街で働くトレーダーは、儲けが出た日はテストステロン値が高いというのです。社会的な成功を収めたり、新しい事に意欲的に挑戦することで、ドーパミンが分泌され、それを司るのがテストステロンなのです。
そしてもう一つは筋トレです。筋トレをすることで、テストステロンを高める効果があるのです。私も経験があるのですが、筋トレをすると不思議な高揚感を覚えます。体は疲れているはずで、落ち込んでいたはずの気持ちも気がつけばアガっていたということは何度もありました。これは筋トレによりテストステロンとドーパミンの分泌が影響していると考えられます。
中年期以降の男性こそ、挑戦する環境と、筋トレでアンチエイジングをする必要性がありそうです。
仕事ができる人は筋トレをしている
日本には「筋トレ=バカ」というイメージが根強くあるのではないでしょうか。昔から、漫画やゲームのキャラクターは体を強く鍛えていることに夢中で、勉強はからっきしみたいに描かれることが多いかと思います。
しかし、私は米国留学や米国企業で働いた経験から、「エリートほどジムに入る」という感覚を持っています。米国企業で役職を持っている米国人で太ったり、痩せすぎの体型の人は見たことがありませんでした。NYのエリートビジネスマンは「引き締まった体型は名刺」という感覚を持っているのです。
筋トレをして意欲や体力をつけ、それを仕事に活かしてさらに男性ホルモン値を高める、という最高の好循環を作ることが中年期以降の男性に求められていると感じました。中年期以降の男性を救うのは「挑戦」と「筋トレ」なのです。
黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表
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