聯合ニュースによると、韓国政府は12日、日本を輸出管理の優遇措置の対象国(ホワイト国)から外す方針を明らかにした。記者会見した成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は、これまでのホワイト国の分類を2つに分け、新たに設置するカテゴリーに日本を移すとしており、日本による韓国のホワイト国除外に対する報復措置とみられる。
ただ、日本側の措置は決して「禁輸」ではなく、安全保障上の理由から優遇措置のない他国並みに格下げしたに過ぎない。手続きが煩雑化したとはいえ、実際、今月8日には日本企業から出された韓国向けの輸出申請を認めている。
ところが、韓国は今回、新カテゴリーを設置。しかもその名目について、成長官は「国際輸出統制(体制)への参加国のうち、国際輸出統制の原則に基づかず輸出統制制度を運営する国が含まれる」と述べており、報復的な性格が露骨過ぎて、日本のネット上では早くもツッコミが殺到している。
アゴラ執筆陣では、弁護士の荘司雅彦氏が「新たなグループを設置してまで格下げをするというのは、本当に意地になっていますねー。 困るのは韓国の輸出企業の方だと思うのですが・・・。 どこまでもどこまでも、メンツにこだわるお国柄ですねえ~」と呆れ気味にツイート。
政治ジャーナリストの安積明子氏は、ツイッターで「あほやねえ。日本に対して批判してきたことが、ブーメランとしてそのままかえってくるだけやんか」と関西弁で突っ込んだ上で、
ヤフーニュースオーサーのコメント欄にも投稿。
しかし今回の韓国の措置は極めて恣意的なもので、日本を優遇対象国から外すため、わざわざ新しい分類を設置しました。これは韓国が7月にWTO商品貿易理事会で緊急案件上程した「政治的動機による不当かつ根拠のない貿易制限措置」そのものです。すなわち日本に対する嫌がらせがそのまま韓国へのブーメランになりえます。
との見方を示した。
韓国系日本人3世で、韓国への鋭い指摘をツイッターで連発しているH.S.Kim氏は「これで日本にも輸出管理を強化できる口実ができた。いつものオウンゴール有難う。」と皮肉気味に評し、「韓国人は実利よりプライドを優先させ失敗すると何度も指摘してきたが、これは正にその典型的な例」と指摘した。
NHKニュースの速報ツイッターなどには一般のネット民からのツッコミが殺到。
安全保障以外の理由で制限するのはWTO違反になるんじゃねえのか?
韓国側には、安全保障などの大義名分が無く、あからさまな報復なので、WTOに訴えたら勝てるなw 別に除外されたところで、韓国が自分で自分の首を締めているだけだが。
正当な根拠がないですねえ。
などと首尾一貫しない姿勢を指摘する意見や、
キムチに輸出管理かけるのかな。サムソンのスマホならいらないよ。
と、韓国製品に魅力がないという意見も散見された。