「イケてるおじさん」になりたければ資産運用しなさい

昨日書いたSNSのコメント欄に生息するイタいおじさんについての考察は、転載されたBLOGOSでは総合2位、アゴラの携帯版では総合1位までアクセスが増えました。ランキングで上位に入ったということは、思い当たる節がある人が多いということでしょう。

acworks/写真AC(編集部)

以前のブログで、「イケてるおじさん」になるためには、最低限の身だしなみ、余裕のある話術、そしてある程度の経済力の3つが必要と書いたことがあります。

身だしなみとは、清潔感のある外見ですが、これにも結構お金がかかります。ヘアケアやスキンケアも必要ですし、だらしのない体型にならないためには、定期的なジム通いもしなければなりません。数年前と同じ服を着ている訳にはいきませんから、洋服にもそれなりにお金がかかります。

話術で重要なのは、上から目線の説教や過去の自慢話を止めることです。それよりも、余裕を持って相手の話を素直に聞き、肯定的に受け入れる。そして、こちらから話すべきことは、相手にメリットのある情報や知識です。

経済力とは、金払いの良さのことです。若者と飲みに行って、割り勘で支払わせたら、次はありません。逆に「気持ち良くお金を使う人」には人が集まってきます。人間は金じゃないという人もいるかもしれませんが、現実は残酷です。

では、この3つの条件を満たすにはどうしたら良いのでしょうか。私は、キモいおっさんをイケてるおじさんに変える方法の1つは、資産運用を自分で始めることだと思っています。

資産運用は、会社で仕事をしながらでも、やる気さえあれば誰でもすぐに始めることができます。ネット証券に口座を開設し、NISAやイデコを自分のお金で始めてみることです。さらにお金を借りる力があるなら不動産投資も始められます。

資産運用を始めても、資産が増えるのには時間はかかるかもしれません。しかし、今のままで何もしないよりは、まず行動することの方が、圧倒的に重要です。そして、自分の資金を使って資産運用の知識や経験を身につければ、人に語れる価値のある情報になります。理想論を語るリアリティの無い会話より、リアルに役立つコンテンツこそ、相手に求められているものなのです。

写真は世界有数のヘッジファンドの創業者です。「イケてるおじさんオーラ」が全開です。目標にすべきなのは、こんなおじさんなのです。

SNSのコメント欄に書き込みして、余計なお世話をする暇があるなら、今すぐ自分のために行動すること。年齢に関係なく、自分の成長のために頑張っている人は、何もしない人より魅力的です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年10月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。