東京都議会議員の川松真一朗(墨田区・都議会自民党最年少)です。
昨日は、MXテレビでロンブー淳さんMC「田村淳の訊きたい放題」!に出演でした。
最近は都民ファーストの伊藤都議と出る事が多くなってきました。特に昨日は朝から各所に飛び回っている中での生放送でスタジオへ飛び入り、放送後には飛び出したという感じでした。
今年は都政に話題が多い
実際に都知事選イヤーということもあり、政局話もテーマとして挙がっていました。最近、この手の話は中身がありません。
私とすれば、その前に政策の話をしたいと考えています。昨日も都立病院・校舎病院の独立行政法人化、「旧こどもの城」購入なども議論の対象でした。小池都政の足跡として立てるまでのことなのかと思います。どちらも、かねてより課題として挙がっていて、どう進めるかの議論を差し置いて「やるぞ」と決めたものです。
番組でも都民F側の意見として、成果を主張されていましたが、私が目指すダイナミックな政治は短期的・中期的・長期的展望が一本の筋で繋がっている必要性があると思っています。「こういう街づくりをしたい」「こういう社会を実現させたい」という長期的な視点から逆算で、今年・来年といった短期的な政策があるのだろうと思います。
最近の小池都政は、とりあえず何かをやって、それから次を考えるという手法です。もしくは空虚なキーワードの羅列。少なくとも、私にとって今の都議会に魅力を感じません。
例えば、
小池知事へ顔色を窺がうあまり小さくまとまる政策を知事へと上げる方が多く見受けられます。もっと能力を発揮できるのに、余計な気苦労が多い事を指して今の都政は「忖度と八百長だ」と私はどこでも語っています。この点も、どこかで詳しく説明しなくてはいけない事態になるかもしれなくなってきました。今回の放送でも、私は言及しましたが、一緒に出演した伊藤都議がツイッターで反応されました。
私の発言を職員の尊厳というならば、都議会議員がどれだけ都職員にあり得ないプレッシャーをかけて、都政を停滞させているのか、ここ数年の私の経験をしかるべき場で発表する日が来るかもしれません。私にしてみたら「言い過ぎ」どころか「抑えている」という感覚です。私の優しさを分かって貰えないだろう。
過去にはこんな記事も書いていました。
忖度しちゃダメ、都庁職員。向き合うは都知事ではなく都民ですよね。(2019年7月28日)
例えば、「残念だけど、東京都議会は死んだ。」(2019年12月12日)という過去記事の第1段落をご覧頂ければ分かると思います。
事前調整した中身が、なぜか都民ファーストに質問が流れて横取りされているのです。担当した現場の職員は悔しくて悔しくて堪らないとのことです。私の取材では、間違いなく「意図的」に質問が他会派へ流れています。それを認めた証言ありますが、それこそ「職員の尊厳」に関わる事で敢えて黙っています。
まだレッテル多い
昨日もMXテレビで私が小池都政を批判すると「都議会自民党批判」の意見が私のところげ届きます。一体、私が何したのかと思いますが、未だに「都議会自民党=悪」というまやかしから抜け出せない人がいるのは事実です。4年前の都知事選から言われなき風評と戦ってきた私達です。都知事選の前に、実態をしっかりと各メディアに伝えて欲しいと思っています。
こういう記事を書くこと自体、自分ではちょっとしっくりきません。なんで、こんな事をやっているのかなと。
私のカラオケ持ち曲の中にファンモンの「ちっぽけな勇気」(DAM限定)があります。
その2番の歌詞が胸に響きます。
今現在やってる事が本当にやりたい事なの?
今現在やってる事が自分に向いてる事なの?
なんて後戻りとか立ち止まり 時には後ろを振り返り
胸の中の迷いや葛藤に絡まってく感情
でも、小池旋風真っただ中で、「ちっぽけ勇気」を振り絞って、都知事との政策論争に向かっていた自分は間違っていないと信じています。
ただ、やっぱり「vs小池知事」と「vs都民ファースト」だと、だいぶ雰囲気異なっていて「やりづらい」。最近とくに感じているのは、小池知事と都民ファーストの会の距離感。そのうち、オリンピック準備などで、この距離感が明白になってくるのではないかなと感じています。
川松 真一朗 東京都議会議員(墨田区選出、自由民主党)
1980年生まれ。墨田区立両国小中、都立両国高、日本大学を経てテレビ朝日にアナウンサーとして入社。スポーツ番組等を担当。2011年、テレビ朝日を退社し、2013年都議選で初当選(現在2期目)。オフィシャルサイト、Twitter「@kawamatsushin16」