不動産投資は未来にも過去にも行ける「タイムマシン」

ネット上で「借金の本質とはタイムマシンである」という投稿を見つけました。お金を借りることによって、将来手に入るものを今手に入れられる。お金を使って未来に行くことができると言うわけです。

私が実践している銀行からの借入を使った国内不動産投資は、まさにこの未来に行けるタイムマシンです。

現金を投資信託などでコツコツと積み立てて、ある程度の金額が貯まってから不動産を購入しようとすると、積立している間に時間が経ってしまいます。

お金を借りることによって、将来手に入る不動産を、今すぐに手に入れることが出来ます。

その不動産を使って家賃を稼ぎながら、借りたお金をその中から返済すればよいのです。

お金を貯めて現金で不動産を買うよりも、その方がスピード感があり効率的です。

このように、国内の不動産は未来に行けるタイムマシンですが、一方で、新興国の不動産は、未来ではなく過去に行けるタイムマシンです。

カンボジア(写真)、ベトナムといったアジアの新興国に行くと、日本の昭和の風情が残っています。経済成長し「明日は今日より良くなる」と上を向いて歩いている明るい人たちがたくさんいます。日本の高度経済成長を思い出させます。

このような新興国の不動産投資は、数十年前の日本で不動産を購入するのと同じです。タイムマシンで過去に戻ることができるという訳です。

もし、数十年前の東京に戻れたら、銀座や六本木の一等地の不動産を買いまくると思います。

それと同じように、東南アジアの新興国であれば、中心都市の一等地の不動産を今でも1000万円程度で購入することができるのです。

このように不動産は、国内でお金を借りることによって未来に、新興国で投資することで過去にタイムスリップすることができます。

今週末は資産運用EXPOで、そして来週月曜日は名古屋での講演があります。タイムマシンの使い方を説明したいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年1月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。