こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
選挙の挨拶まわりや事後処理も少しずつ落ち着いていき、久しぶりに半日ほど家で過ごすことができた土曜日。
しかし、もう次なる選挙は目の前に迫っている…!
一部ビジネス野党再編が活性化していることからもわかる通り、衆議院の解散総選挙はおそらく年内(秋~冬)であろうと見込まれています。
というわけで、午後からは街頭演説会に出陣。
私が住む江東区(東京15区)からは、金澤ゆい氏が日本維新の会・衆議院支部長(公認内定者)として発表されています。
まったくの政治未経験者ということで、これまで都知事選・都議補選などで選挙経験を積ませてきましたが、今日が本格的な初の街頭演説会。
初々しいデビュー戦はYouTubeで生配信を行いましたので、ぜひ彼女の想い・政策の一端を聞いてみていただければと思います。
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ちなみになぜ、金澤ゆい支部長が日本維新の会から挑戦することになったかを説明しますと。
そもそも金澤さんは、私の後輩筋にあたります。
就職活動中でマーケティング職を目指していた大学3年生の彼女が、当時LVMHグループ内でマーケティング職にいた私にOB訪問をしにきたのが出会いです。
しばらく没交渉だったのですが、2019年参院選で街頭演説をしている時に
「なんか珍しく、若い女性が熱心にスマホで撮影してくれているなあ」
と思っていたら、それが金澤さんでした(笑)。
就職活動では無事に大手企業「グリコ」のマーケティング職に内定し、新卒から約6年間を大阪で過ごしてきた金澤氏。
その間に大阪の変化・維新の改革を肌身で感じたことから政治にも興味を持ったそうで、私が主催した「維新塾 in Tokyo」に誘うと、その一期生として入塾。
女性活躍の壁や教育問題などにも強い関心があったことから、「今の社会を変えるには、自らが政治の世界に飛び込むしかない!」と一念発起。
いわゆる地盤・看板・カバンのない状態で大手企業を辞職し、いきなり背水の陣で今回の闘いに身を投じています。
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今の日本の選挙制度・政界の慣習の中で、女性が挑戦をするというのは本当にハードルが高いことです。
それを反映しているかのように、東京都には衆議院で25の選挙区があり、加えて比例選出の枠が17つあって42名の代議士がいるものの、そのうち女性代議士はなんとたった2名のみとなっています。
つい先日、政府は女性管理職30%という目標を事実上無期限の先送りにしましたが、政界がこのような状況で多様性や女性活躍が推進されるはずもありません。
江東区は強固な地盤を持つ世襲議員がいる厳しい選挙区である一方、新住民も多く、あたらしい政治が芽生えるチャンスはあります。
組織に頼らないボランティア選挙には、多くの方々の支援が必要となります。
ぜひ「金澤ゆい」の活動にご注目をいただき、少しでも空いた時間に活動にご参加いただければ幸いです。
他の都内支部長たちの活動も、順次ご紹介していきます。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年7月18日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。