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1 都心の店舗跡地にどんなテナントが入る?
2 アフターコロナに適した人事労務サービスとは
3 わたしがTwitterのリプに丁寧に対応する理由
4 配信型ライブハウスの出演者募集方法
5 ECサイトをShopifyに移行すべきか
6 スマホ決済サービスで生き残るのは
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
マーケッターの本性として、街を歩いているときにお店の入りや、混んでいる店や空いている店の法則性を探っている自分がいます。無意識にやっています。そもそも科学的見地とは法則性を見いだしてそれを他に当てはめるわけで、コロナの流行時から動向ばかり見ていたのでなんとなく法則性も分かったというわけですね。つまりマーケティングも科学なのです。
で、Twitterでこういう傾向ないかな?と投稿したところ、みなさんの地元の話や実際に飲食店を経営されているかたからのレスが多くあってまとめてみました。苦しんでいる飲食店やサービス業のかた、参考にしてください。
もっともオフィス街はそもそも人出が激減しているので大変な食い合いになっていると思う。みなさんから寄せられたのも住宅地や居住地域の駅周辺のお店についてが多かった。
常連の満足度あげる努力をしている
これはかなりの賛同がありました。
実際、ファミレスは大苦戦していますが、地元に根付いた飲食店の中にはちゃんと繁昌している店も多く見受けられます。チェーン店や飛び込みを狙った店はつらたん・・・・。
ワタミ、売上9割減で危機…再建の柱・焼肉食べ放題「一人3千~4千円」に“高い”の声
吉野家「大量閉店」の深層…いま本当に起きている「意外なこと」
大手外食産業が閉店に次ぐ閉店なわけだが、地元に根付いた常連に支えられた飲食店は手堅くやっている。ただうちの近所だと近くに大きな大学病院があり、そこの先生や看護士さんたちの飲み会で賑わっていた人気焼き肉店が閑古鳥であった。医療関係者は大人数での宴会を固く禁止されていると思う。
まあ、ここまでは当たり前なのであるが….
非科学的で過度のコロナ対応は白けるから客離れ
大手チェーンに多いが、たとえばサラダバーに行くのに毎回マスクとビニール手袋とトング交換。マスクはまだわかるが、ビニール手袋とトングになんの意味があるというのだ。超非科学的な強制で客はドッチラケである。
販売でも同じで、自分はKEENというシューズメーカーのヘビーユーザーなのだが、実店舗に行ったらマスクとアルコール消毒は仕方ないとして、なんと試し履きの時に足に透明の袋をかぶせろという。あのさ。なんで手洗いするか知ってるのかな。手はさあ、自分の顔を触ったりするからじゃない?
どこの世界に足で顔を触ったり足をなめたりするヤツがいるんだ?
だいたい客にはアルコールぶっかけるくせにスタッフがアルコール消毒しているところは見たことがない。UNIQLOだって入店時に必ずアルコールをかけられるが、スタッフだって万が一感染していたらその手でいろいろなところを触るわけで、客に強要するのであればスタッフも30分に1回くらいはアルコールで消毒すべきじゃあないのか。もっとも自分は商品触ったくらいで感染は100%ないと思ってます。
これもそのとおり!!
こうした過剰とも言える対策をしている店は
1 店主がそもそもコロナ脳
または
2 クレーマーを恐れている
のどちらかだと思うが、こんなことにクレームを入れてくるコロナ脳はそもそも外食なんてほとんどしないのである。つまり客ではないわけです。実際、しつこいクレームや電話をしてくるのであれば、威力業務妨害や脅迫で被害届を出すべきだと思う。先日も天理大学ラグビー部でクラスターが発生したが60件ものクレーム電話が来たそうだ。しかし並河市長によるとその大半が市外かららしい。ごめんなさい。
ということは、日本中の学校や会社でクラスターが発生する度にクレームが殺到という報道は、ほとんどが日本中の同じヤツらがやっている可能性がある。であれば、一度、あまりに酷いのにたいして脅迫や威力業務妨害で被害届を出して逮捕すべきだと思う。こんな奴らを放っておくと学校の再開もできない。
最初からコロナ無視で開き直るとそういう客に歓迎されて満員
実は緊急事態宣言の時にある街を通ったらぽつんと営業している立ち飲み屋が満員であった。
世の中はコロナ脳ばかりではない。別に罹っても良いし、自分は持病も無いし高齢者と接触する機会もないと考えている人もたくさんいるのである。
ただしこれは都市部では有効だが田舎では放火されそうなので注意です。w
リスクがあるように見えるが、ホストクラブやキャバクラでクラスターが出たからと言って閉店したなんて聞いたことがない。どんちゃん騒ぎはおやめ頂いて静かに楽しむ分には感染のリスクなんて非常に低いのです。
一番大事なのはホスピタリティ
もうね、ここが一番大事。
非科学的なアホ対策で客に嫌な思いをさせないのもホスピタリティだし、常連客を大事にするのもホスピタリティ。コロナ禍ではおそらく画一的なサービスで、スタッフもバイトが中心の全国展開の外食チェーンは酷い被害を被るだろうし、場所がいいだけで漫然と商売していたようなお店も潰れる。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年9月3日の記事より転載させていただきました。