こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
明日の臨時国会=首班氏名(総理大臣の決定)に向けて、本日は党内でも両院議員総会にて各種の議決が行われました。
そして内閣発足は明日だというのに、すでに閣僚人事の報道が加熱気味。いつも思っていましたが、こういう機密情報ってどこからお漏らしされてくるんでしょうね…?
とか考えていたら、「河野太郎議員が総務大臣」というそれっぽい派手な誤報が飛び交い、やっぱりこういう事故もあるよねと思いました。
河野太郎総務大臣も、見てみたかったですね…!
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もちろんすべての閣僚に大注目とはいえ、私個人の興味関心領域でいうと、やはり気になるのはデジタル大臣・行政改革担当大臣でしょうか。
菅総裁 きょう首相就任へ 新内閣の顔ぶれ固まる | 新内閣発足へ | NHKニュース
デジタル大臣:平井卓也氏
行政改革担当大臣:河野太郎氏
ということで、まず第一印象としては期待が持てる布陣ではないかと感じています。
平井議員は世間に派手な印象こそないかもしれませんが、IT分野に関する専門知識はピカイチです。民間登用ではなかったのは残念ではあるものの、議員の中からという選択肢の中では最善手の一つと言えるのではないでしょうか。
少なくとも、ハンコ大臣とは雲泥のry
なお、伝説の携帯アプリゲーム「あべぴょん」の発案者でもあります。斬新な発想と行動力にますます期待したいところです?!
一方の規制改革担当大臣。こちらは省庁の手足を持たないことから、他の大臣に比べると「軽量級」とされるわけですが、だからこそなおさらに「突破力」「政治力」が問われるポジションであると言えます。
国民的な人気と発信力がある河野太郎議員は、ある意味では適任と言えるかもしれないものの、結果が出せるかどうかは不透明。
総理や担当大臣が一声かければ改革が進むほど、官僚組織も利権構造も甘いものではありません。
結果が出せれば、次期総理への確かな道筋が。出せなければその時は…。
「王道」「安定」とも言える総務大臣ルートを外してきたこの人事には、そんな踏み絵とメッセージが込められているのかもしれません。
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いずれにしても、確かに閣僚人事というのは色々な思惑・指針がメタメッセージとして現れていて、永田町や霞が関がこれに湧く理由もわかる気がしてきました?!
報道ベースではない答え合わせは、明日16日に発表。
どんな内閣であれ、是々非々で負けじと対峙できるよう準備を進めて参ります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年9月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。