開成番長の勉強術:大事な冬休みにフィードバックの魔法が効果的

2020年12月18日 06:00

こんにちは。個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。

metamorworks/iStock

めっきり寒くなってきましたね。

 12月に入り、最後の模試を受け、その結果に喜んでいるご家庭・落ち込んでいるご家庭、それぞれあるんじゃないかと思います。

テスティーでも、模試を受けた子どもたちに対して、講師からコメントやアドバイスをしています。

適切なフィードバックは、目標の達成のためにとても大切です。正しい方向で努力ができているのであれば、その継続を促すフィードバックが必要です。間違った方向に進んでいるのであれば、方向転換させるフィードバックが必要です。

でも、結果について子どもと話をするのは難しいものですよね。良かったとしても、へたに褒めれば気を抜いてしまうかもしれない。悪かったときには、悪かったところ指摘すればへそを曲げるかもしれない。変になぐさめると自信を失わせてしまうかもしれない。

不適切なフィードバックによって、かえって状況が悪化してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、私たち指導者がフィードバックをするときに気を付けている3つのポイントをシェアしようと思います。模試の結果についてお子さんと話すときの参考にしてください。

ポイント1「結果よりも行動を重視する」

結果は行動の積み重ねということを大人はわかっていますが、子どもは驚くほどわかっていません。ですから、テストの結果とその前の行動のつながりが子どもに理解できるようなフィードバックをすることが必要です。

良かったときには「○○を頑張ったことが成果につながったね」

悪かったときには「○○の準備・練習が足りなかったね」

と、結果ではなくその前の行動を褒めたり叱ったりするようにしましょう。そうすることで、子どもに結果よりも行動が重要だというメッセージを送ることができます。  

ポイント2「本心を伝える」

子どもは褒めて伸ばした方が良いとはよく言われることですが、だからと言って「褒めるために褒める」ことはしてはいけません。本心は子どもに伝わります。

心にもない褒め言葉を言えば、子どもは「馬鹿にされている」とか、「うまく乗せようとしている」と感じます。

結果が悪かったときに励ます場合も同様です。自分も「もうダメかも」と思っている中で「きっと大丈夫!」と口先だけで言っても、それもまた子どもには見透かされます。「何を根拠に…」と思われるだけです。

自分が感じたことを正直に伝えることが大切です。

もちろん、正直に伝えても、子どもと自分の評価が異なる場合もありますよね。自分は良いと思って褒めているのに、子どもは良いと思っていなかった。あるいは、「まだ大丈夫!」と思って励ましているのに、子どもは「もうダメだ」と思っている。

そんなときには、具体的な根拠まで伝えれば良いのです。正直な感想を伝えているのであれば、その根拠があるはずですよね。

 「苦手だった○○ができるようになってきた」

「得意だった○○はさらに磨きがかかっている」

「今回失敗した○○は、こうすれば次は大丈夫」

 そういった具体的なフィードバックを伝えるようにしましょう。

ポイント3「達成可能な学習計画と期待を伝える」

子供の成長のために最も効果的なのは、難しいけれど達成可能な目標です。簡単すぎる目標もモチベーションを下げる一方で、困難すぎる目標もモチベーションを下げます。

高いモチベーションで勉強に取り組むためには、適度に難しい目標設定が必要不可欠です。

合格という結果を手にするためにどんな行動をするべきか、模試の結果を踏まえたうえで学習計画を立てましょう。

大切なのは模試の結果ではなく、これからの行動であると理解させるのです。

つまり、ここでもまた重ねて「結果ではなく行動が大切」と伝えるということですね。

以上、フィードバックをする上でのポイント3つでした。

6のお子さんを念頭に置いて書きましたが、低学年のお子さんや中高生のお子さんに対して話をするときにもそのまま使えるポイントだと思います。

適切なフィードバックを行えば、お子さんのやる気も引き出せますし、正しいやり方に導くこともできます。

ぜひお子さんにフィードバックの魔法をかけて、目標達成の確率をグッと高めてくださいね。

それでは!


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