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実はさきほどニューヨークのI氏とZoomでミーティングしていたのですが、最近どうですかと聞いたところ「ニューヨークは第2波が来て大変です」とおっしゃる。
こちらは1ヶ月半前の記事です
NY市、コロナ感染の第2波に「危険なほど近づきつつある」-市長
私「アメリカは大変ですね。日本は1日3000人もいかない感染者数でワーワーいってるのに、アメリカは1日の死者が3500人でしょ」
I氏「そうなんです。でもニューヨークは不思議な事に死者が出たとか聞かないんですよ」
え? そうなん?
第1波の時は病院回りにそれらしきものが並んでいて、ああここでお亡くなりになったんだなとわかったのだが、最近は全然それがないという・・・。ということで見てみました。
見事に死んでません・・・
第1波の感染者46万人 第2波の感染者46万人
第1波の死者3.3万人 第2波の感染者0.3万人
感染者数が同じで死者1/11
見事なまでの、まさに標本のようなグラフであります。
誰だ!!
ニューヨークは貧富の差が激しいから死者が多い?
ニューヨークはデブが多いから死者が多い?
とか言ってた人・・・・・
そうです、私が前に書いた
恐らくニューヨークは世界一感染の浸透度が高い地域で、
NY市抗体検査、陽性が27% コロナ、地区により最高51%
という報道もされています。
新型コロナの抗体の強さなどは不明だが、同紙は「3~4月に感染した住民が多い地域は、第2波が来ても被害が大きくならない可能性がある」と分析
まんま、これです。
コロナの抗体はもともと消えやすく、数ヶ月で消えてしまうから集団免疫も長くはもたない。3ヶ月もすると再拡大が始まる。が、二度目は軽く済んで死者も減るというわたしの仮説を証明して頂いているようです。
そういうとスウェーデンは集団免疫じゃなかったのかと言う方もいると思いますが、ニューヨーク市内の人口密度は、1平方マイルあたり2万7000人。メートル法に直すと、1万人/平方キロメートル。スウェーデンの人口密度は22人/平方キロメートル。つまり500倍もの差があるのでスウェーデンの隅々まで感染が浸透していたのかというと?だと思うんですよ。
で、東京23区の人口密度は1万5,428人/平方キロメートルでニューヨークよりもさらに密集。なので東京はこんなに感染者が増えているのに重症者が第1波の6割程度なんじゃないですかね。第1波の6割程度の重症者なのに東京は医療崩壊って正直よくわかりません。
で、ニューヨークの例を挙げると、感染症は一通りみんながかからないと終わらないという証でもあります。ワクチンも人為的に感染した状態を創り出すシステムですから同じです。
ちなみにどうせ罹るかワクチン打つかなら、面倒くさいので順番が来たらわたしはワクチン打ちます。その方が手っ取り早いし海外に行くなら証明も必要です。
こんな感じらしいので回ってくるのは5月以降かな・・・海外行きたい・・・・
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年12月24日の記事より転載させていただきました。