海外旅行行きたいならワクチン3回目は早く打った方が良い

なぜかあまり報道されていませんが、3月1日から、日本人が海外渡航した際の帰国時の隔離内容が緩和されています。

図表は厚生労働省のホームページに掲載されているものですが、ワクチンを3回接種している場合、指定国・指定地域として特定されている37の国と地域に滞在履歴がある場合、自宅等で3日間の待機。ただし3日後に検査陰性であれば、その後の隔離不要となります。

そして、この37のエリアに該当しなければ帰国後の自宅待機等はなくなります。

指定国・指定地域には、イスラエル、イタリア、インド、インドネシア、ウズベキスタン、 英国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、ドイツ、トルコ、ネパール、バングラデシュ、フランス、モンゴルなどが含まれています(他にもいくつかの国があります)。

含まれない国の中には、例えばアメリカがあります。ハワイやアメリカ本土は、通常とほぼ同じように渡航できることになります。

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会社のルールで海外渡航が制限されていたり、家族の反対などで出かけられない人もまだ多いと思いますが、私の周りにいる気の早い人たちは早速海外旅行の計画を立ててフライトやホテルの予約を始めています。

かく言う私も、インナーサークル資産設計実践会で年に数回開催していた海外スタディツアーを再開できるタイミングがやってきたと喜んでいます。

まだ、3日間の自宅隔離が必要な国やエリアもありますが、帰国後の予定を入れなければ自宅で待機すれば良いので、以前に比べるとその制約は随分軽くなったと感じます。

ただし、また感染が再拡大するようになると規制が再び厳しくなる可能性もあり、予断を許しません。しかし、そうであれば尚更に、早めに出かけるスケジュールを立てて出かけた方が良いと思ってしまいます。

海外の新型コロナウイルスに対する対応も随分変わってきました。日本も徐々にその影響を受けて、遅まきながら経済活動が正常化に向かえば、どこかのタイミングで海外旅行に行く人が急激に増えるブームがやってくるのではないか。予約が取れなくなったり、航空券やホテルの価格が上がってしまうのが心配です。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年3月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。