「茹でかえる」にならないためにカンボジアに行ってきます

3月に入り、ようやく海外から日本に帰国の際の入国規制も緩和されてきました。

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指定された国に関しては、ワクチン3回接種が前提ですが、公共交通機関を使って自宅療養が可能になりました。今後の新型コロナウィルス陽性者数状況によりますが、さらに緩和される可能性もあります。

また、入国時の「ファストトラック」の運用を開始されたようです。

これは、アプリ(MySOS)上で、質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、検査証明書の登録を行うことで、入国時の検疫手続きを簡素化することができるもの。実際に使ってみないとわかりませんが、出国入国はできるだけスムーズにしたいものです。

海外渡航の環境が整ってきたので、まずはゴールデンウィークにプノンペンに出かけることにしました。 2年前にプレビルドで購入し、今春カンボジアの首都プノンペン中心部に完成したコンドミニアムの完成記念式典に参加する予定です。

2020年の元旦にジョージアとドバイに行って以来海外には出かけていませんので、約2年半ぶりの海外旅行と言うことになります。

カンボジアのプノンペンは、成田空港からの直行便が運休しています。今回は、バンコク経由で出かけることにしました。

まだ旅行者は少ないとは思いますが、便数も減便されているせいか、ゴールデンウィークのフライト価格はかなり高騰しています。

資産設計実践会の海外スタディーツアーも連動させて、メンバーと一緒にプノンペンの不動産視察も行えるようスケジュールを調整中です。

カンボジアに出かけるのは、おそらく3年ぶり位だと思います(写真は前回のスタディツアー@プノンペン)。しばらく会わなかった親戚の子供に会うように、久しぶりに見る街の大きな変化にきっとまた驚くと思います。

成長しない日本と、急激な変化を続けるアジアの新興国。アジアの新興国に出かける度に、その差が急激に縮まっていることを実感します。

いや、もしかしたらプノンペンの中心部は、すでに日本の地方都市よりも発展しているのかもしれません。

日本で気が付かないうちに「茹でかえる」にならないよう、成長する国に出かけて刺激を受けてきます。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年3月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。