さらなる経済政策や国連改革に、日本はどれだけ貢献できるか
こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は国会(衆議院議員会館内の会議室)にて、ウクライナ・ゼレンスキー大統領によるオンライン演説が行われました。
本当は国会議事堂の本会議場でやりたかったところですが…実現しただけでも良しとするべきでしょうか。
全文訳が公開されており、すでに多くの識者が指摘している通り、
日本の立ち位置を踏まえて直接的な軍事支援は求めず、原発やサリン、ツナミといった日本とも共通する被害に触れながら、経済制裁の強化や国連改革、戦後復興への期待を込めるといった抑制的でありながら素晴らしい内容でした。
他国のように情緒的なエピソードや歴史的偉人の言葉のような象徴的な内容はなかったものの(日本昔ばなしくらい?)、
「日本はわかってくれるはず。住み慣れた故郷に戻りたい気持ちを。」
という部分など、北方領土ともシベリア抑留とも福島とも受け取れるセンテンスを入れるなど、練り込まれた内容だなと感じました。
戦後復興に対する期待を強調したのも、日本が痛ましい戦争から立ち直った経験を踏まえたものでしょう。改めて、我々に何ができるか、何をするべきかを考えさせられる演説であったと思います。
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折しも本日、東京維新の会は各級議員が積み立てた「身を切る改革」の原資から500万円を、ポーランドやモルドバでウクライナ難民を支援する認定NPO法人「ピースウインズ」ジャパン」さまに寄付を行いました。
詳細なレポートをを三沢区議会議員がアップしてくれています。
こうした個々人でできる支援を継続しつつ、政治・行政がさらに避難民の受け入れや経済制裁の強化などで範囲を広げられることについて、我々からも政策提言を続けてまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年3月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。