コロナが空気感染するならいままでやっていた対策は全く無意味

空気感染すると国立感染症研究所が認めた!! すぐにビラビラやアクリル板を撤去して自由になろう

新型コロナ「“空気”感染する」…感染研が一転認定

感染研はこれまで、新型コロナウイルスの感染経路として、くしゃみなどで飛び散った飛沫(ひまつ)による感染と、飛沫などに触れた手で鼻や口を触ることによる接触感染の2つを挙げる一方、ウイルスを含んだ空中の微粒子を吸い込むことで感染する「エアロゾル感染」を認めてきませんでした。
これに対し、長崎大学の森内教授ら専門家が、感染研の見解は世界の知見と異なるとして、公開質問状を発表しました。
すると、28日、感染研のホームページにひっそりと、「感染する。その経路は主に3つあり、(1)空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)」と、感染経路のなんと1番目に、エアロゾル感染が挙げられていたのです。

こちらがそのページ

また

●大きな声を出したり、歌ったりすると、放出される粒子の量が増える
●感染者との距離が近いほど(概ね1-2メートル以内)感染する可能性が高く、距離が遠いほど感染する可能性は低くなる
●換気が悪い環境や密集した室内に感染者が一定時間滞在することで、感染者との距離が遠いにもかかわらず感染が発生した事例は国内外にある

と。明記されました。空気感染である以上、一番効果的なのは空気の入れ換えです。ソーシャルディスタンスも実はそれほど効果はないのではないか。
マスクはWHOはマスクには効果無し言ってるという2020年の古い情報を自慢そうに拡散している人がいますが、そのあとに見解が変わり

感染が広がっている地域の公共の場でのマスク着用を推奨

となっています。問題は日本では昨年10~12月はほぼゼロコロナだったのにどこに行ってもマスクを強要されたことです。消費マインドが上がらず経済にダメージを与えるマスク強制は、感染拡大期に政府が「いま感染拡大していますので拡大速度を遅くするためにマスクを着用してください」と言うならまだ納得もできるが、年柄年中、感染拡大しようがしまいが「感染拡大しないためにしていろ」というから腹が立つのです。少なくともミクロは知らないがマクロではマスクは感染拡大防止には役に立たなかった。第7波はみんなマスクしているのにあんなに蔓延したじゃないですか。

だって

最大の感染ルートはずーーーーーっと家庭なんだもん!!!

家じゃマスクしないしご飯も一緒に食べるし・・・・
よってわたしは感染拡大時でも「医療機関」「高齢者施設」「熱や咳などの症状がある人」ではしてもらうとして、他は本人の自覚に任せる程度でいいと思うんですよ。ご飯食べてる時にマスクしたり外したりのマスク会食とか馬鹿馬鹿しすぎて笑うくらいです。全員を規制するのではなくて高齢者施設の感染を封じ込めれば良いだけです。

無意味対策の2連装。アクリル板と汚いビラビラ

飲食店でのあの馬鹿げたアクリル板。本当にウザい。日本全国一蘭ですか。

完全固定型の前横。空気感染が一番のルートならまったく無意味ですよね。上からも横からも通る。そして

声が聞こえないから大声を出す!!!

これはコンビニやスーパーでも同じで、何言ってるか分からないから何度も大声を出して空間中にウイルスが浮遊するようになるわけで、全くの無意味でしょう。
世界で類を見ない馬鹿げた対応をしていたら、国境開けてもインバウンドの観光客は来ませんよ。世界に馬鹿を晒します。

そして公開質問状には

新型コロナウイルスの主たる感染の運び手はエアロゾルであって,Fomite infection(接触感染)は稀であることが,世界の科学界のコンセンサスとなっている

とはっきり書かれていて、そうなると入店時のアルコール消毒も、せっせと遊園地の椅子までアルコールで拭き取る行為も全く無意味。やった感を出すためだけに大量のアルコールと人力が消費されたと言うことです。

どうして感染研は空気感染を認めなかったのか

これなんですが・・・陰謀論というより、いままでアクリル板やビラビラは効果がある物とされていて補助金も湯水のように出ています。

東京都の例

2(1)消耗品購入コース(一般枠)
<助成対象経費>
・指定する消耗品の購入費
(例)CO2濃度測定器、アクリル板、消毒液、体温計、ビニールシート、マスク、フェイスシールドなど
<助成率>
助成対象経費の3分の2以内
<助成限度額>
10万円
※3者以上の中小企業等による共同申請および法人格を有する中小企業団体等による申請も可能(助成率:助成対象経費の3分の2以内、助成限度額:30万円)

こんな感じです。つまり飲食店やコンビニのアクリル板やビラビラは全額かどうかは置いといて我々の税金だったわけですよ。ここで「実は空気感染でした」と認めることは

専門家の方針が間違っていました

ということを認めることになり、メンツを失う。だから忖度してなかなか認めなかったのであれば非常に悪質です。空気感染と分かっていれば国民に多くの負担やストレスや経済的損失をかけさせることもなかった。業界はそれでいいのだと思っていたとしたら、社会にかける損失は甚大でした。空気感染しないと思っているからアクリル板越しに大声出している人もいたかもしれない。

いずれにせよ、日本のマインドを上げ、経済を立てなおすにはマスク強制はもちろん、効果のないことがはっきりしたアクリル板やぴらぴらの撤去、韓国でさえ廃止したソーシャルディスタンスや人数制限を直ちに止め、国境を直ちに開放して今やどこの国もしていない入国時の検査を止め、円高を利用して海外からの観光客を呼び込むしか日本が生き残る道は無い。

日本の今の感染対策は世界から見たら異様!!!

ということをテレビしか見ない層に分かって貰うためにはやはり政治決断しかないと思うのですが、すべて先送りの岸田総理には無理ですね。地獄。

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SAICHI/iStock


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年4月4日の記事より転載させていただきました。