共産党の本部での会合で、志位和夫委員長は、ウクライナ情勢を鑑みて「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」と述べました。
共産・志位委員長、主権侵害あれば「自衛隊使い命と主権守る」…自民「今までと180度違う」
【読売新聞】 共産党の志位委員長は7日、党本部での会合で、ウクライナ情勢を踏まえ、「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」と述べた。他党からは、自衛
他党からは、共産党は「自衛隊は憲法違反」「自衛隊は解消」と常日頃から主張しているのに、あまりに矛盾しているではないかという批判が向けられています。
「ご都合主義」「矛盾している」「発言に責任がない」「お花畑」などさまざまな指摘が見られます。
「自衛隊は解消」なのに「個別的自衛権」を認めるとは、難易度の高いアクロバティックな理論が必要になってくると思われます。
たしかに隔世の感があります。共産党員でも「共産党綱領」を読んだことのない人が増えているのかもしれません。
とうとう世論に迎合しました。この賭けは吉と出るか、凶と出るか。参院選対策にはなっても、長期的にはバラバラになってしまいそうな気もしますが。
都合のよい駒としか思っていないのならば、自衛隊の人たちがあまりに気の毒です。
志位委員長は「正しい政策を掲げる」点では首尾一貫していると言っています。
言葉があまりにも軽くなった令和年間。まずは「正しい政策を掲げる」の言葉づかいの定義から議論を始めたほうがよさそうです。