18日のニューヨーク外国為替市場で円がドルに対してさらに下落しました。一時は1ドル=127円台をつけました。127円台になるのは19年11か月ぶりとのことです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220419/k10013588301000.html
日銀が金融緩和の継続と円安容認を宣言する一方で、アメリカでは金利の引き上げが継続するとの見方が強めっており、円を売ってドルを買う動きが強まっています。
黒田日銀総裁 日銀HPより Motortion/iStock
昨日の黒田総裁のけん制は効果がありませんでした。
https://twitter.com/ataruchanstock/status/1516180506773422080
ここのところ日本円は経済制裁を受けているロシア・ルーブルを除けば一人負けの状態です。
国民経済はひっ迫しますが、業種によっては大きな追い風になっています。
https://twitter.com/kabutocho_ho/status/1515823930267041792
日銀が痛みを伴った出口を探るべきだとの指摘も。言うは易く行うは難しです。
お金の心配がない人は、なんだか嬉しそうです。
1ドル130円台も見えてきました。日本経済はイベント当事者ではないのにいちばんダメージを受けるという歴史が今回も踏襲されるのでしょうか。日本の没落の端緒でないことを願います。