「サスティナブル・ダイエット」したいならお米を食べなさい

元プロボクサー世界チャンピオンの木村悠さんの指導で始めた白米ダイエット。2ヶ月のプログラムが終わってからも、アドバイスされた方法を自分で続けています。

といっても、それほど大げさなことはしていません。

まず、自宅での食事は、白米または玄米を必ず食べ、揚げ物や炒め物はできるだけ食べない。お酒も飲み過ぎた翌日は控えめにといったメリハリを意識しています。

食事と並んで重要なのは、運動です。ウォーキングは1日平均1万歩を目標にして、銀座、表参道、六本木・西麻布といった山手線内は、できる限り歩くようにしています。

また、週1回のパーソナルトレーニングと毎日の自宅トレーニングで筋力をアップさせ、基礎代謝を上げ太りにくい身体を作るよう意識しています。

後は特に生活制限をせず、ストイックになり過ぎない生活を続けています。

例えば、旅行や会食では、食事制限することなく、好きなものを好きなだけ食べています。フレンチの時はパンも食べますし、中華なら麺も食べます。

「ミシュラン三ツ星チャレンジ」も並行して進めています。

ダイエットによって短期に成果が出ても、終わるとリバウンドするのでは意味がありません。

例えば、以前やっていた糖質制限ダイエットは、人間の糖質摂取本能に反しているので、強固な意志のない人は続けられないという難点があります。特に私のように外食が多い場合は、食事の楽しみも半減してしまい、続けるハードルが高いのです。

あるいは、過剰なファスティングをすれば、短期的に体重を減らせます。しかし、やり過ぎれば筋肉も落ちてしまい、基礎代謝が下がり、太りやすくなるので逆効果です。

痩せたい人がやるべきなのは、長期で効果が持続する「サスティナブル・ダイエット」です。

それは、筋力アップにより基礎代謝を上げて、太りにくい身体を作り、無理のない食生活を継続することで実現できます。

昨日も3食しっかり白米と玄米を食べて、おかず少なめで(明太子TKG)、野菜とキノコのお味噌汁を合わせました(写真)。引き続き体重は理想の63キロ台をキープしています。お米は腹持ちの良い食事なので、ナッツの間食も無くなりました。

白米ダイエットを続けて、ミシュラン3つ星制覇も実現し、腹筋も割る。そんな欲張りな目標が、果たしてどんな結果になるか?「人体実験」を続けます。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年5月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。