西村康稔・前新型コロナウイルス対策担当大臣の著書『コロナとの死闘』が出版されました。しかし、その内容よりも、アマゾンレビューの評価の低さが話題になっています。
堀江貴文氏は「発売中止に追い込みたいほど腹立たしい本」と述べています。
西村氏は、コロナ禍の経験を将来に活かすべく、書き起こしたそうですが、この内容をこのタイミングで出すという経験は、われわれにも活かせそうです。
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★★★★★が4%、その中間の評価がなく、★が95%と異例のカスタマーレビューとなっています。
★のレビューを見ると、
何が死闘だ。国民は愚策との死闘で苦しんでるのに。
よくこんなおぞましい本出せるな。
厚顔無恥とはこのこと。
という取りつくしまもないレビューです。
逆に★★★★★は、
書籍の8割がこんな感じですよね。
ブックオフにて5円で書いました。
こういうの書いちゃいます? スゴイ、スゴすぎる! なんかこっちが恥ずかしくなってきた。君の勇気に星5つ!
この本よりレビュー読んだ方が価値ありますよ、最高に痛快でした。
と通常の★★★★★とは評価軸がちょっと異なる様相を呈しています。
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人のうわさは75日と言いますが、西村氏の大臣在職中の発言や行動を、有権者はいまだに忘れられていません。西村氏の読みが甘かったのかもしれませんが、この経験は将来に活かせるかもしれませんね。
し
ちなみに、西村氏はコロナ禍以前にも複数の著作を出版しています。
「第四次産業革命」執筆時は、まさか自身の入った政権で、この弱点がここまであからさまになるとは予想もしていなかったのではないでしょうか。
「大丈夫か?マイナンバー」出版時は、まさか自身の入った政権が、マイナンバーがないことに苦しめられるとは思いもよらなかったかもしれません。