消費税を仕入れ額から差し引くために請求書をつけるインボイス制度が、2023年10月から始まります。取引に請求書をつけるのは当たり前ですが、これに反対する法案を野党3党が提出しました。
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税理士の一部も反対しています。
東京新聞も、税金をごまかす益税の権利を主張しています。
反対しているのは、漫画家などのフリーランスの人々です。
しかし「インボイスをつけないと契約が切られる」という話は本末転倒です。切られるのがいやなら、課税事業者になればいいのです。免税されているのに、もらった税金を自分のものにする特権を守れというのは厚かましい。
インボイスは付加価値税には必要なもので、日本でも1989年の消費税のとき導入される予定でしたが、自民党の反対で見送られました。それが軽減税率と抱き合わせで、やっと来年から認められるのです。
フリーランスの人だけに税金をごまかす権利を認めたら、天引きで100%税金をとられているサラリーマンはどうなるんでしょうか。益税を認める野党3党はサラリーマンの敵と断定してもいいと思います。