最近、都内のホテルに1人で泊まり歩いている理由

今月に入ってから、東京都内のホテルに1人で宿泊することが増えました。

その理由は、クレジットカードの無料宿泊特典が、今月末で期限を迎えることになったからです。毎年年会費を支払って更新すると1泊の特典が付与されるもので、コロナ禍で期限が延長されていたものも、まとめて今回有効期限となりました。

何だか勿体ないと思い、近くで用事があった日に恵比寿にあるホテルに試しに1泊泊まってみました。

あまり期待していなかったのですが、思いの外快適でした。夕方はクラブラウンジが無料で使えたり、お部屋がアップグレードされたり、さらにはチェックアウトが午後4時まで延長されたりと、とても快適な時間を過ごすことができました。

東京に住んでいるのに、都内にあるホテルにわざわざ泊まるのは、一見あまり意味のある行動には見えません。

しかし、実際に泊まってみると、家にいるのとは違った非日常感を感じることができました。同じ街を歩いていても、なんだか違う街に小旅行に来たような気分になれるから不思議です。

翌日の朝食もカードのステータスがあったので無料で豪華なメニュを好きなだけ食べられました。いつも自宅で食べているのとは異なるメニューで、気分が上がります。

味をしめたので、早速残っている無料宿泊特典も今月中に全て使ってみようと思いました。

ところが、私と同じことを考える人がたくさんいるせいか、月末にかけての予約は、前回と同じホテルではもう取れなくなってしまいました。

仕方がないので、都内にある別のホテルに予約を入れて泊まってみることにしました。今まで1度も行ったことのない初めてのホテルです。果たして、どんな新しい経験ができるか、ワクワクしてくるから不思議です。

無料宿泊特典以外にもクレジットカードのポイントが、かなり溜まっていて、あまり使うあてもありません。そこで、来月以降も気分転換に気軽なホテルライフを都内で楽しんでみようと思います。

最近できて、まだ行っていない新しいホテルがあるので、開拓してみるのも楽しそうです。

クレジットカードの特典は上手に活用すれば、お金をかけずに豊かな生活を実現できる。改めてそのことを実感しました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年6月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。