子供がいないのに学校関係者とPTAの人がいきなり家に来て寄付金を要求されたという話が話題になっています。
最初は新手の詐欺かな?と思っていたら、ほんとうに学校とPTAが関わっていたということがわかったということです。以下、当人のツイッター。
先ほど近所の小学校のPTAの方が訪問。なんでも学校の備品を買いたいので寄付をしてほしいとのこと。
一口3000円。
うちには子供がいないので、誰も小学校にいっていないので、お断りをしましたが、「学区内にお住みですよね?」と言われました。
確かに学区内には住んでいますが、小学校に全くお世話になっていない私たちも支払わなくてはいけないのか・・・と疑問に思い、質問を投げかけましたが「学区内に住んでいるでしょ!」の一点張り。しかもドアに足挟んで閉められない状態にされている。
本来一口300円だったが、10年間支払っていないので3000円らしい。なんでも毎年PTAの方が各家庭を回っているらしいが、12年間一度も家には来ていない。
ただ「強制的に集金するのは違法ではないか?」と伝えたところ「そうなんですか?不勉強で申し訳ない」とのこと。
「寄付なら任意でしょ?それにお金が足らないならまずは小学校にお世話になっているご家庭からじゃないの?」と、きつめに言ったところ「子供がいる家庭は貧乏なんです!子供がいないなら子供にお金かかりませんよね!!」と。
等のやりとりがあったそうです。
ネット上の反応は、
「それ、詐欺じゃないのか」
「PTAの存在意義について疑う」
「ここまで露骨ではないけど、寄付を求められるのはある」
といったものでしたが、この方は教育委員会まで話をもっていき、事なきを得たとのことです。(その後もいやがらせが続いているようですが)
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校長やPTA会長は前例踏襲で粛々とやっていただけなのでしょうか。
この学校に限らず、PTAの使途不明金はいろいろと問題になっています。
しかし、さすがに子供が通っていないのに寄付金をとるという風習は普通でなないという指摘も。
管理職以外はまともに対応したのがせめてもの救いです。
ただし、粛々と発表できないのが、学校・行政の闇です。
とにかく、PTAは社会の実情とかなりずれてきており、保護者にとっても過大な負担になっています。
なんとなく昔からやっているからということで、違法に近いことが強制されている状況は、令和の世の中にも多くのこっています。