尼崎市の全市民46万人余の個人情報が入ったUSBメモリーが見つかりました。USB紛失問題でパスワード桁数を市が公表したことでも大いに注目されていました。
業務委託を受注していた「BIPROGY(旧 日本ユニシス)」によると、下請け会社の40代の男性社員と警察官が探したところ、大阪・吹田市のマンションの敷地内でUSBの入ったかばんを発見したそうです。
酔っぱらって寝入った場所のすぐそばのマンションで見つかったそうです。なんでマンションなんかに立ち入ったんでしょうかね。
メルカリに出品されたという怪情報も拡散されていましたが、見つかったよかったです。
見つかってよかった、以後気をつけますで済ませてはいけません。
今のところUSBメモリーのパスワードが変更された形跡はないとのことです。悪用されてなければいいのですが。
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結局、行政の今後の対策はわれわれの想像の斜め上を行き、行政は行政のまま変わらないままだという悲しい指摘もあります。
セキュリティなどの学識経験者は役所のほんとうの問題がわかっていないという指摘は、行政の深い闇を感じます。
今後は企業や自治体のコストでしかないと思われているセキュリティへの関心が高まるといいのですが。
みなさんは今回の事故にどんな教訓を見出しますでしょうか?