新卒向け就職情報サイト「就活の教科書」が公開した「【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧」という記事が炎上しています。多くの批判を受け、現在、記事は取り下げられています。
ランキングには「土木・建設作業員」「警備スタッフ」「工場作業員」「倉庫作業員」「コンビニ店員」「清掃スタッフ」「トラック運転手」「ゴミ収集スタッフ」「飲食店スタッフ」「介護士」「保育士」「コールセンタースタッフ」という、どれも社会に必要な仕事でかつ人手不足でかつ今すぐDXでどうこうできない仕事が並びます。
無意識の職業差別はおそろしいものです。若者の間に浸透していなければいいのですが。
考えてみれば、やろうと思ってもけっこう難しそうな仕事ばかりです。
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「人材教育事業」を手がける会社が、社会を支えている職業に対する差別意識を就活生に植え付けていたら深刻です。しかし、ほんとうの底辺は・・・。
これらの仕事の有効求人倍率はとても高くなっています。
日本の人手不足は意味合いがちょっと特殊です。日本では若いうちに雇用が固定化してしまうため、賃金が上がらない仕組みになってしまっています。アメリカはアメリカで流動性が高すぎることが問題になっていますが。
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また、ものすごい人手不足なのに賃金が上がらない原因のひとつは社会保障費の高騰により、人件費は高くなっても手取りは減少しているという指摘もあります。
人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか
内閣支持率は危険水位に近づいてきた。秋の臨時国会では、補正予算や消費税増税の再々延期が出てくるかもしれない。もう安倍首相も「デフレ脱却」といわなくなり、最近はもっぱら「雇用の改善」が1枚看板だ。
たしかに完全失業率は2%台と完全雇...
堀江貴文氏は、世界的なインフレ(人手不足)はSNSの影響で「つまらない仕事がバレてしまった」ためと分析しています。
「就活の教科書」を運営するSynergy Career(大阪市)は、この記事が掲載に至った経緯を確認中とのことです。
みんながコンサルタントや投資家になりたい社会は、果たして持続可能なのでしょうか。