ランチタイムにお寿司を提供しないJALの「謎対応」

資産設計実践会メンバーとモンゴルの投資視察に来ています。東京からウランバートルに行くには、成田空港からMIAT(モンゴリアン航空)を使うことになります。

MIATはワンワールドにもスターアライアンスにも加盟しておらず、フライチームのメンバーのようです(スカイチームでも無いようです)。

ただし、成田からのモンゴル便はJALがコードシェアしており、JAL経由でチケットを購入すると、ステイタスに応じてJALのラウンジが使えました。これはちょっとした裏技です。

今回はJALのファーストクラスラウンジに入れたのですが、利用者は少なく席はガラガラでした。モンゴリアン航空のチケットなので、モバイル対応もしておらず、スタッフに口頭でお料理を注文することになりました。

JALのファーストクラスラウンジといえば、お寿司です。しばらく日本を離れる前に注文しようとしたら、何と11時半から15時はサービス中止でした(写真)。朝の7時半から11時半までと、15時から20時までが注文可能時間です。

ランチのニーズが高いと思われる時間帯に、敢えてお寿司の提供をしないのはナゼなのでしょうか?

フライトのスケジュールを考慮してなのか、それとも寿司職人の労働時間の制約なのか。理由は不明です。朝イチからお寿司を出すよりも、ランチの時間帯に対応するのが常識的な営業時間だと思うのは、私だけでしょうか?

謎のお寿司のサービス時間にモヤモヤした気分が収まらず、シャンパンのローランペリエを飲みながら、JAL名物のカレーライスと醤油ラーメンを注文し、ガランとしたラウンジでしばし時間を過ごしました。

お寿司は残念でしたが、久しぶりに食べたラーメンの味が懐かしく、しばらく味わえない日本の味覚を楽しめました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年7月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。